学術情報メディアセンターセミナー 「教育データ分析と可視化」

開催日
2017年01月31日 火曜日
時間
16時30分~18時00分
要申し込み
不要
公開日
 学術情報メディアセンターでは、月に一度、各分野でご活躍の講師を招いて、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。

 今回の学術情報メディアセンターセミナーでは、村上正行 京都外国語大学マルチメディア教育研究センター教授に講演いただきます。学内外を問わず多数の方のご参加をお待ちしています。

基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
学術情報メディアセンター南館 2階 202マルチメディア講義室
吉田南構内マップ[93]
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_ys.html
対象
  • 在学生の方
  • 一般・地域の方
教職員、学生、一般の方

イベント内容

プログラム

16時30分~17時15分

講演者

飯山将晃(京都大学学術情報メディアセンター准教授)

講演題目

タブレットPCの持ち帰り学習ログ分析 - 京都ICT教育モデル構築プロジェクト -

講演概要

ICTを教育に活用することで何が可能になるか、学習のログデータからどのような情報が得られるのかを明らかにするために、京都ICT教育モデル構築プロジェクトを2年前より実施しています。タブレットPCを自宅学習に使った際のログ、特に答案のペンストロークを分析することにより、紙の答案では分からなかった生徒の行動を知ることができます。本講演では、中学校1学年119名の学習ログデータから、これまでに得られた知見について講演します。

17時15分~18時00分

講演者

村上正行(京都外国語大学マルチメディア教育研究センター教授)

講演題目

大学におけるLA・IRと授業映像に基づく授業の可視化

講演概要

近年、大学教育に関するさまざまなデータを取得して分析し、教育・学習支援に活用する取り組みが行われるようになってきています。本報告では、Learning Analytics(LA)や Institutional Research(IR)などの教育データ分析(Educational Data Mining : EDM)について説明します。そして、発表者が取り組んでいる、授業映像やさまざまなセンサから得られたデータを分析し、受講生の行動を可視化して集中度を推定したり、授業の状況を推定して可視化する研究について紹介します。

備考

お身体の不自由な方はエレベーターをご利用いただけますので、事務室にお申し付けください。
お問い合わせ
学術情報メディアセンター
飯山将晃
Tel: 075-753-9062
E-mail: iiyama*media.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)