公開講座 複雑系科学からみたこころ -ユング心理学と生態学における複雑性-

開催日
2015年04月29日 水曜日
時間
13時00分~16時00分(12時30分受付開始)
開催地
要申し込み
要申し込み
公開日

 ジョセフ・キャンブレイ教授は、国際分析心理学会の前会長を務められた著名なユング派分析家で、ボストン・ユング研究所を中心に活躍され、またハーバード大学医学校でも教鞭を執られていました。これまで、ユング心理学に関して多数の著書や論考を発表されています。

 本講座では、ユング心理学と生態学の関連および、そこからみえてくる「こころ」について、複雑系科学との関連からお話しいただきます。ユング心理学において重要な概念である個性化や共時性、元型といった概念は、近年、要素間の相互作用を重視する複雑性の観点から再考されつつあります。同様に複雑性の観点が重視される生態学とのかかわりについて解説いただき、私たちをとりまく環境や文化、世界のありようと相関したものとして存在する「こころ」についての理解を深められればと考えています。

基本情報

開催地
  • その他の地域
京都テルサ 東館3階 B・C会議室
アクセス: http://www.kyoto-terrsa.or.jp/access.html
対象
  • 一般・地域の方
  • 企業・研究者の方
市民一般、心理臨床専門家、教育関係者
定員
100名(先着順)
参加費
3,500円

イベント内容

プログラム

9時30分~9時35分 開会の挨拶
9時35分~10時15分 研究報告(1)
「こころ観の変遷とこころの未来:仏教学からみたこころ観の時代的展開と地域的展開」
熊谷誠慈 こころの未来研究センター特定准教授
10時15分~10時55分 研究報告(2)
「悩まないこころとの対話:臨床心理学からみたこころの現在」
畑中千紘 こころの未来研究センター特定助教
10時55分~11分25分 ポスターセッション+休憩
11時25分~12時05分 研究報告(3)
「こころの学際研究の「つなぐ」価値:こころの未来の「未来」に関する考察」
吉川左紀子 こころの未来研究センター長
12時05分~12時55分 ディスカッション
ディスカッサント
島薗進 上智大学グリーフケア研究所所長
増田寿幸 京都信用金庫理事長
12時55分~13時00分 閉会の挨拶

申し込み

申し込み方法
往復郵便ハガキに、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、職業、電話番号を記入のうえ、以下の宛先まで郵送ください。返信面にて受講通知(受講料振込み案内)します。

【申し込み先】
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
京都大学教育学研究科総務掛「公開講座」係
申し込み締切日
2015年4月3日(金曜日)消印有効
お問い合わせ
教育学研究科附属臨床教育実践研究センター
Tel: 075-753-3052