津波避難訓練アプリ「逃げトレ」が2018年度グッドデザイン金賞を受賞しました。(2018年10月31日)

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防災研究所矢守研究室(代表: 矢守克也 防災研究所巨大災害研究センター教授)が中心となって開発した津波避難訓練アプリ「逃げトレ」が、2018年度グッドデザイン金賞を受賞しました。「金賞」は、応募総数4,789件のうち、上位20件に与えられたものです。

「逃げトレ」は、最新の津波浸水シミュレーションと親しみやすくわかりやすい表現で、津波からの避難訓練をリアルに実施できる避難訓練支援アプリです。「逃げトレ」開発チーム(京都大学防災研究所矢守研究室、株式会社GK京都、R2メディアソリューション、防災科学技術研究所)が、内閣府のSIPプロジェクトの支援を受け開発しました。南海トラフ巨大地震・津波を念頭に置いて、最も重要とされる住民の避難対策に焦点を当て、具体的で切実な問題意識をもったリアルな津波避難訓練を一人一人が、いつでもどこでも実行できる仕組みとして開発を行いました。

津波避難訓練アプリ「逃げトレ」

「逃げトレ」を使って避難訓練を行う子供たち

避難シミュレーション中のアプリ画面

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