第247回アフリカ地域研究会「酒を食べる:エチオピア農耕民デラシャの暮らし」

開催日
2019年12月19日 木曜日
時間
15時00分~17時00分
要申し込み
不要
公開日
 太古の昔から、娯楽や社会関係の構築、神饌、病気の治療、報酬など、さまざまな理由・場面で酒が飲まれてきました。「酒は百薬の長」と言いますが、毎日大量のアルコールを飲めば肝臓に負担をかけ、結局は健康を損なってしまうでしょう。そのため、主要なカロリー源や栄養源として酒が飲まれることはありません。ところが、エチオピアに暮らす農耕民デラシャは、酒を主食とし、それ以外のものはほとんど食べません。

 本講演では、酒を食事とする文化とはどのようなもので、アルコールの有害性はどのように回避されているのかに触れながら、世界でもまれな酒食文化とそれを取り巻く環境についてみていきたいと思います。

基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
稲盛財団記念館3階 大会議室
(所在地: 京都市左京区吉田下阿達町46)
薬学部構内マップ[64]
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_m.html
対象
  • 在学生の方
  • 企業・研究者の方
  • 一般・地域の方
研究者のみならず、広く市民の方々に参加いただけます。
定員
先着80名
参加費
無料

イベント内容

講師

砂野 唯(名古屋大学生命農学研究科特任助教)

アフリカ地域研究会

1986年6月24日の第1回以来、国内外のアフリカ研究者を招いて最新の話題について活発な議論を行う一般公開の研究会を開催してきました。2010年度からは、毎月第3木曜日15時00分から稲盛財団記念館で開催しています。各回の要旨などはポスターをご覧ください。

備考

注意

稲盛財団記念館併設の駐車場では、一般の方の駐車スペースは設けていません。無断駐車は厳禁となっていますので、来館の際には公共の交通機関をご利用ください。

主催・共催

主催:
京都大学アフリカ地域研究資料センター
共催:
日本アフリカ学会関西支部
平成30年度総長裁量経費(若手研究者に係る出版助成事業)・京都大学アフリカ研究出版助成記念講演
お問い合わせ
京都大学アフリカ地域研究資料センター
Tel: 075-753-7803
E-mail: caasas*jambo.africa.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)