2020年度 災害対策訓練を実施しました。(2020年10月7日)

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医学部附属病院では、「京大病院事業継続計画(BCP)」の検証と同院における防災意識の高揚を図るため、災害対策訓練を実施しました。

訓練は、土曜日の昼間(14時頃)に震度6弱程度の地震が発生、建物に一部損壊があるものの本院に大きな被害はなく、多数の傷病者来院が見込まれるという想定で行い、(1)休日における災害対策本部設置・運用訓練、(2)安否確認/当院可否報告メールの運用訓練、(3)BCPに基づく診療継続訓練を実施しました。

対策本部では、実際の状況を想定し、限られたスタッフで災害対策本部の立ち上げ、各病棟から提出された発災時報告書やチェックリストの収集、院内外の被災情報の整理を行いました。また、宮本享 災害対策本部長(医学部附属病院長)が出張先から京都に戻れないという想定の下、Web会議システムを用いて災害対策本部会議を開催し、要解決事項・要請事項への対応を検討しました。

今回の訓練では、新型コロナウイルスの影響により訓練規模の縮小を余儀なくされたことから、新しい災害訓練の形を模索し、対策本部にWebカメラを設置しました。実際の訓練参加者は少人数に絞られましたが、訓練の様子を中継放送することにより、多くの教職員、医療スタッフが訓練を見学することができました。

医学部附属病院は、京都府災害拠点病院(2015年4月1日指定)として、今後も継続的に災害対策訓練を実施することにより、災害対応力の強化を図っていきます。

災害対策本部会議(Web会議)の様子

各部署からの情報を確認する災害対策本部要員(1)

各部署からの情報を確認する災害対策本部要員(2)

各部署からの情報を確認する災害対策本部要員(3)

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