アジアにおける分野横断的・通地域的問題発見型インターンシップ・プログラムを実施しました。(2018年1月11日~3月10日)

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アジア・アフリカ地域研究研究科では、「アジアにおける分野横断的・通地域的問題発見型インターンシップ・プログラム」を実施しました。このプログラムは、「ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業 -日本人学生と外国人留学生が共に学ぶ場としての短期プログラム創設-」の一環として行われたものです。

プログラムには、チュラロンコン大学政治学部、ジャワハルラール・ネルー大学大学院社会医療・地域保健研究科、アンベードカル大学人間生態学研究科からの短期交流学生3名と共同学習・サポートを行う本学の学生8名が参加しました。

プログラム期間中、各留学生に対して2名の日本人大学院生が「カウンターパート」になり、京都大学における学業や生活のサポートを行いながら、研究についての意見を交換しました。また留学生にはプログラム期間中、同研究科の大学院生研究室に机が与えられ、同じ院生室の学生たちと日常的に親密な交流を行いました。

さらに、同研究科附属次世代型アジア・アフリカ教育研究センターが開催した「Young Scholars International Workshop on Transdisciplinary Approaches to Asian and African Area Studies 2018」にも参加し、日本人学生と留学生の双方が英語で幅広い内容について議論することで、国際的な場での研究発信能力の向上につとめました。

こうした通常の講義やセミナーに参加するとともに、吉田神社節分祭や宮津市での合同フィールドワークを実施しました。現地フィールドワークを通じて、京都の伝統文化にふれるとともに、中山間地域がかかえる環境保全、漁業・農業・観光振興等々のまさに文理の枠を超えた複合的課題について、分野横断的であると同時に、南アジア・東南アジア・東アジアに通底するような研究視座の構築・研究課題設定と課題解決に向けたアプローチについて共に学びました。

吉田神社節分祭にむけて出発

宮津市での合同フィールドワーク(天橋立・智恩寺)

南丹市の中山間地集落跡を訪問

第1回報告会

第2回報告会

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