アジア未来リーダー育成奨学金プログラム(AFLSP)成果報告会2019を開催しました。(2019年2月2日)

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本学主催による、アジア未来リーダー育成奨学金プログラム(AFLSP: Asian Future Leaders Scholarship Program)成果報告会2019を、総合生存学館東一条館大講義室201にて開催し、本学のAFLSP奨学生が成果報告を行いました。

はじめに、川添信介 理事・副学長から、本学がAFLSPに参加してから5年目を迎え、本学奨学生の学びの成果を発信する場として本報告会を開催する運びとなった経緯について説明がありました。続いて内田勝一 百賢亜州研究院(Bai Xian Asia Institute)Academic Committee代表から、開会の挨拶として、本学におけるAFLSPに対する取組みへの期待について発言がありました。

報告会では、趙亮 総合生存学館准教授及び張凱淳 工学研究科講師による運営のもと、午前の部はAFLSP奨学生8名から、1年間の学習・研究成果、SDGs(持続可能な開発目標)に関する提言、社会貢献活動について発表がありました。

写真撮影及びランチブレイクの後、午後の部ではAFLSP奨学生16名から発表がありました。発表を受けて、内田代表、神﨑護 国際学生交流委員会アジア未来リーダー育成奨学金プログラム小委員会委員長(農学研究科教授)及びAFLSP奨学生OB・OG等から講評がありました。最後に、優れた取組み及び発表を行ったAFLSP奨学生2名に表彰を行いました。

当奨学金プログラムを通じて、学生達が文化の多様性についての理解を深め、国際社会で活躍するリーダーとしての資質を育む機会となることが期待されます。

集合写真

「Asian Future Leaders Scholarship Program」(アジア未来リーダー育成奨学金プログラム)

アジア太平洋地域内での、海外留学を望むアジアの若者たちを支援し、異文化間理解を深め、将来のアジア及び世界の友好・発展に寄与する人材を育成することを目的として、百賢亜州研究院(Bai Xian Asia Institute)が主体となって2014年より実施が始まりました。京都大学を含む日中6大学が重点大学(Anchor Universities)として選ばれ、重点大学とその他の参加大学において毎年100名程度の奨学生を受け入れています。本学では毎年10名の奨学生を受け入れ、また2名の交換留学生派遣を実施しています。