第15回東南アジアネットワークフォーラムを開催しました。(2020年2月15日)

公開日

第15回東南アジアネットワークフォーラムをタイ・バンコクにて開催しました。本フォーラムは、本学元留学生等による現地同窓会と連携して開催しており、前身の東南アジアフォーラムから数えると33回目となります。

今回は、京都ユニオンクラブ、泰日工業大学、キングモンクット工科大学ラートクラバン校、京都大学ASEAN拠点および人社未来形発信ユニットの協力により開催し、現地の学生や一般参加者も含め約120人が出席しました。

まず、Anchaleeporn W. Lothongkum 京都ユニオンクラブ会長、稲葉カヨ 理事・副学長による開会挨拶に続き、出口康夫 文学研究科教授が「The Kyoto Humanities & Social Design from Asia」と題して講演し、次にParitud Bhandhubanyong パンヤピワット経営大学物流交通マネジメント学部長が、日本でのインターンシップ事例を紹介しました。また、安里和晃 文学研究科准教授が「Demographic Change and Migration in Asia」をテーマに講演し、Djitt Laowattana キングモンクット工科大学トンブリー校フィールドロボティクス研究所長が、タイの経済回廊政策に伴う技術や人の変化について発表しました。

講演後には、本学卒業生であるKhin Maung Zaw ヤンゴン工科大学准教授と講演者によるパネルディスカッションを行いました。参加者からは、理工系・人社系の壁を越えた熱心な質問が寄せられ、盛況のうちに閉会しました。

フォーラム終了後には、本学関係者、タイ、ミャンマー、ラオス各国の同窓生が同窓会活動のさらなる発展に向けた意見交換を行い、現地同窓会間での交流拡大と、次回フォーラムをミャンマーで開催することで合意しました。

左から、稲葉理事・副学長、Lothongkum会長

稲葉理事・副学長による挨拶

ディスカッションの様子

集合写真(ラウンドテーブル)

集合写真(フォーラム)