ハンブルク大学-京都大学共催シンポジウム2017を開催しました。(2017年6月6日~8日)

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ドイツ北部のハンブルク大学にて、ハンブルク大学-京都大学共催シンポジウム2017を開催しました。本学からは、山極壽一 総長、稲葉カヨ 理事・副学長をはじめ、教員、博士後期課程学生および国際担当職員の31名が参加しました。

ハンブルク大学は、ドイツ第2の都市ハンブルクに本部を置く国立大学で、4万人を超える学生が在籍しており、本学とは約2年前から交流が活発になっています。今回のシンポジウムは、両大学の交流をさらに深化させる目的で、双方の研究の蓄積をもとに共同研究の展開が期待される6つの領域(碑文学、物理学、法学・経済学、高分子化学、日本学、感染症)において、最新の研究成果を共有し研究交流・連携を促進することを目指しています。

ハンブルク大学のディーター・レンツェン学長主催のオープニングディナーと、シンポジウム初日の開会式には、来賓として、八木毅 在ドイツ連邦共和国特命全権大使、安沢隆男 在ハンブルク総領事、ヨォーク・シュナイダー ドイツ研究振興協会(DFG)国際交流部部長・日本代表部代表、小平桂一 日本学術振興会(JSPS)ボン研究連絡センター長が出席され、ドイツと日本の学術交流推進について歓迎と激励の言葉をいただきました。

シンポジウム初日には、レンツェン学長、山極総長および八木大使の挨拶に続き、大学間学術・学生交流協定の調印式が行われました。この協定の締結により、学生の交換留学を含む、さらなる研究・教育交流の拡大を促進していきます。

パラレルセッションでは、6つの研究分野の研究者が最新の研究成果の発表と共に、今後の研究交流計画について討議を行い、最終日には、全体会にて各研究グループの代表者が今後の共同研究テーマ候補や、具体的なプロジェクト提案、ワークショップの計画等を報告しました。

3日間に渡るシンポジウムは、両大学の研究交流だけでなく人的交流も促進し、各分野の共同研究プロジェクトの設立を促進するうえで非常に有意義なものとなりました。

第2回の共催シンポジウムは、2018年秋に本学にて開催予定です。

左から、開会式挨拶をするレンツェン学長、山極総長、八木大使、閉会挨拶をする稲葉理事

ハンブルク市庁舎でのオープニングセレモニー

大学間学術・学生交流協定調印式

開会式の様子

パラレルセッション(法学・経済学)

ラップアップセッション(高分子化学の発表)

シンポジウム参加者集合写真

関連リンク

Universität Hamburg - Kyoto University Symposium 2017