USJI国際シンポジウム「京都発! 日本観光立国宣言」を開催しました。(2014年12月6日)

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本学を含む日本の8大学連携で活動している日米研究インスティテュート(USJI : U.S.-Japan Research Institute)が主催する国際シンポジウム「京都発!  日本観光立国宣言」を同志社大学寒梅館にて開催し、大学関係者、企業、政府関係者、一般参加者等合計約200名が参加しました。

本学からは、USJI副理事長を務める森純一 国際交流推進機構長と、研究国際部職員が運営側として参加しました。

シンポジウムでは、近藤誠一 同志社大学経済学部客員教授・前文化庁長官、村田晃嗣 同志社大学長の基調講演の後、門川大作 京都市長が歴史的景観を守るための京都市の取り組み等を紹介しました。

続くパネルディスカッションでは、前川佳一 経営管理研究部特定准教授、松山大耕 妙心寺退蔵院副住職、池坊由紀 華道家元池坊次期家元の他、京都の学術、宗教、伝統文化、産業界から6名のパネリストが、日本の魅力と課題をグローバルな視点から語り合い、観光立国としての展望と可能性を提言しました。

今回のシンポジウムを含むUSJIの各種活動状況や成果報告は、日本語・英語の両方で、ワシントンから発信しています。本学も、米国開催プログラムへの研究者・学生派遣等、今後も引き続き、情報提供および支援を行っていきます。

左から、江川雅子 東京大学理事・USJI理事長、近藤客員教授、村田学長、前川特定准教授

シンポジウムの様子(門川市長のスピーチ)

パネルディスカッション

日米研究インスティテュート(USJI)

2009年にワシントンD.C.に設立した米国NPO法人で、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、筑波大学、東京大学、同志社大学、立命館大学、早稲田大学が連携して運営しています。学術基盤をもとに政策提言型の研究を行い、セミナー等で戦略的に情報発信する最先端研究拠点として、「研究活動」「人材育成」「コミュニティ形成」の各種プログラムを実施しています。本学からは京都大学若手人材海外派遣事業 ジョン万プログラムにより職員1名をワシントンD.C.本部に派遣中で、また、年2回の研究イベント(USJI Week)参画や学生研修プログラム(KAKEHASHI、TOMODACHI等)への派遣等を行っています。

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