第2回ASEAN+3学長会議に森国際交流推進機構長が出席しました。(2014年11月6・7日)

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京都大学が学術交流協定を締結しているAUN(ASEAN University Network)を核に日本、中国、韓国の3カ国を加えたASEAN+3による第2回学長会議がタイのチェンマイ大学にて開催されました。本学からは山極壽一 総長の代理として森純一 国際交流推進機構長と、柴山守 ASEAN拠点所長および事務職員(京都大学若手人材海外派遣事業ジョン万プログラムによりASEAN拠点で研修中)が出席しました。

2日間の会議には、本学を含めた12カ国32大学が参加しました。1日目には、Niwes Nantachit チェンマイ大学長の歓迎の挨拶の後、日本の文部科学省、中国、韓国の教育関係省、ASEAN事務局からそれぞれ代表者が、ASEAN+3の大学間の協同、連帯強化の可能性について講演を行いました。続いて、AUN加盟大学および日中韓からの参加大学の代表メンバー間で、学術研究、学生教育、大学方針等における連携発展について活発な討議とワークショップが行われました。

2日目には、ネットワーク間での2012~2013年度の活動報告、成果の確認とともに、今後の活動展開について、また、次回以降の学長会議についても確認されました。

AUNは、1992年第4回ASEANサミットで提案され、1995年に創立した国際大学連合で、世界各地域と学生交流、研究者交流や共同研究を実施し、地域内の人材育成の開発に取り組んでいます(現在、ASEAN加盟10カ国30大学加盟)。本学とAUNは2009年に学術交流協定を締結し、協力して様々な活動を展開しています。毎年開催される各種イベント、シンポジウムや学生向けのフォーラム、スピーチコンテスト等に、今後も学内から参加者を募り、積極的に国際ネットワークを強化していきます。

(左から)Rome Chiranukrom チェンマイ大学副学長、森機構長、柴山拠点所長(記念品贈呈)

ASEAN+3 UNetの今後について意見を述べる森機構長

学長会議の様子

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