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タンザニアのソコイネ農業大学と大学間学術交流協定を締結しました。(2019年5月20日)


2019年06月12日

  • ニュース 大学から


     京都大学は、タンザニアのソコイネ農業大学と大学間学術交流協定を締結しました。今回の協定締結は、本学アフリカ地域研究資料センターが中心となり、農学研究科、地球環境学堂、アジア・アフリカ地域研究研究科とともに提案されました。

     同大学は、1970年に前身であるダルエスサラーム大学農学部をタンザニアのモロゴロ市に創立、1984年にはソコイネ農業大学として創立された、農学・森林学・獣医学の分野では同国内有数の国立大学です。同大学の研究所(African Center of Excellence for Innovative Rodent Pest Management and Biosensor Technology Development)は、世界銀行が支援する高等教育プログラムの1つにも選ばれており、2018年10月には同大学の代表団が本学を訪問しています。

     本学と同大学は、農学研究科やアフリカ地域研究資料センターを中心に、学生の相互派遣、JICA協力事業、共同研究を通じて交流を深めてきました。故・掛谷誠 アフリカ地域研究資料センター名誉教授のリーダーシップのもと、JICA研究協力事業「ミオンボウッドランド農業総合生態調査」(1994年度~1997年度)、JICA技術協力事業「タンザニア連合共和国ソコイネ農業大学地域開発センター」(1999年度~2004年度)が実施された際には、本学から長期専門家、短期専門家として多くの教員が派遣されました。社会貢献事業は現在でも継続しており、伊谷樹一 アフリカ地域研究資料センター教授を中心に、農村開発、生態保全、地域産業振興等の分野において、とりわけ竹を原料とする竹酒の商品開発についての研究が行われています。

     また、地球環境学堂では、舟川晋也 同学堂長を中心に、ソコイネ大学との大学院教育を通じた学生交流を続けています。同学堂は、2015年度から実施されている「京都大学ジャパン・ゲートウェイ・プログラム」で環境学分野として参画しており、毎年開催されている同プログラムの国際スプリングスクールでは、これまでタンザニア・ソコイネ大学から大学院生2名が参加しました。

     ソコイネ農業大学との協定締結により、アフリカ地域における本学の協定校は11校目となります。今回の協定締結には、本学アジア・アフリカ地域研究資料センターの卒業生であり、現在は同大学の人文・社会科学部で教鞭をとるDavid Mhando ソコイネ農業大学准教授の協力もありました。今後もさらに活発な学術交流が期待されます。

    ソコイネ農業大学

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