京都大学On-site Laboratory「京都大学-清華大学環境技術共同研究教育センター」キックオフセミナーを開催しました。(2019年月3日6日)

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清華大学深圳研究生院と本学工学研究科は、2005年の京都大学-清華大学環境技術共同研究教育センター(日中センター)設置以来、両大学の学生のインターンシップ、共同研究や共同教育を通じ緊密な関係を築いてきました。2016年からは地球環境学堂も参加しセンターの交流は益々発展しています。

2018年度、本学では指定国立大学法人構想において掲げた取り組みの1つであるOn-site Laboratory事業を制度化し、5拠点を募集した結果、日中センターがそのひとつに認定されました。

同センターが認定されたことを受けて、これまでの各拠点の活動状況と、今後のOn-site Laboratoryとしての展開を学内外に周知することを目的として、「京都大学-清華大学環境技術共同研究教育センターキックオフセミナー」を開催しました。

はじめに、湊長博 理事・副学長より開会の挨拶があり、続いて大嶋正裕 工学研究科長、郝吉明 清華大学教授、三野禎男 日中センター協議会長より挨拶がありました。

引き続き、田中宏明 工学研究科教授・日中センター主任が、オンサイトラボラトリー日中センターの活動と今後の展開について、勝見武 地球環境学堂教授が京都大学ダブルディグリープログラムの展開について説明しました。続いて、夏广志 清華大学深圳研究生院副院長より清華大学及び深圳研究生院の国際協力状況についての紹介がありました。他にも、清華大学にて研究の第一線で活躍している研究者による、中国での環境問題の研究と対策についての講演などを行いました。

最後に、北野正雄 理事・副学長の閉会挨拶にて、同キックオフセミナーは終了しました。

当日は、本学の教職員、学生に加え、センターの設置以来協力いただいている日中センター協議会参画機関の関係者やセンターのOB等88名が出席し、On-site Laboratoryとしての第一歩を祝いました。

左から、郝教授、夏副院長、 三野協議会長、湊理事・副学長、北野理事・副学長

大嶋研究科長

勝見副学堂長

田中教授

集合写真

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