経済学研究科が、タイ派遣プログラムおよびサマースクールを実施しました。(2014年8月31日~9月20日)

ターゲット
公開日

経済学研究科は、タイ派遣プログラム(フィールド調査)およびサマースクールの2つの国際交流プログラムを実施しました。いずれのプログラムも講義とフィールドワークの二本柱で構成され、最終的には相互が有機的にリンクして学びが深まるようにカリキュラムが組まれているのが特徴です。

タイ派遣プログラムでは、本学より経済学研究科をはじめとする3研究科、1学部から10名の学生が8月31日より9月12日まで派遣されました。タイ国の現状を全般的に捉えるため、講義を受けるだけではなく、バンコク近郊では工業団地などで聞き取り等調査を行ったほか、プーケット県では知事と面会し、廃棄物処理NGOや農場を訪ねるなど、現場を見る機会が多く設けられました。一方、バンコクではタマサート大学、チュラロンコーン大学の大学院生と国際ワークショップを開催し、研究発表とお互いの意見を交換し、交流が深まりました。

サマースクールは9月13日から9日間の日程で、タマサート大学国際学部からタイ以外の4か国出身者を含む14名の大学院生を迎えて実施されました。本プログラムのために本学の教員陣から提供された、幅広い視点からの持続可能な経済・社会・環境に関する講義を受けると同時に、清水寺や西陣織会館を見学し、有機農業の現場を訪ねるなど精力的に取り組みました。これらの体験が、京都や京都大学の神髄の一端を知る機会になったことを願っています。

アユタヤでの集合写真

パイナップル農場にて説明を受ける参加者

タイのイオンにて説明を受ける参加者

プーケット県知事へのインタビューの様子

タマサート大学の学生達と京都観光へ

サマースクール講義の様子

修了証授与式にて記念撮影