アジア・アフリカにおける分野横断的・通地域的問題発見型インターンシップ・プログラムを実施しました。(2018年12月29日~2019年2月5日)

公開日

アジア・アフリカ地域研究研究科は、「アジア・アフリカにおける分野横断的・通地域的問題発見型インターンシップ・プログラム」を実施し、チュラロンコン大学政治学部、ハサヌディン大学マカッサル海洋小島嶼研究開発センター、ブータン王立大学言語文化校、シッキム大学地理学科、アジスアベバ大学社会人類学科からの短期交流学生5名を受け入れ、共同学習・サポートを行う本学の学生6名が参加しました。このプログラムはワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業の一環として実施されました。

期間中、各留学生に対して1~2名の日本人大学院生がカウンターパートになり、本学における学業や生活のサポートを行いながら、研究について意見を交換しました。またプログラム期間中は、本研究科の院生室に留学生の机を並べ、大学院生と日常的に密な交流を果たしました。

本プログラムでは、アジア・アフリカ地域研究研究科附属次世代型アジア・アフリカ教育研究センターが開催した「 Wild & Wise International Workshop "Perspectives on Next-generation Area Studies"」に参加し、日本人学生と留学生の双方が幅広い内容について英語で議論し、国際的な場での研究発信能力の向上に努めました。

また、熊本県水俣と吉田神社節分祭で合同フィールドワークを実施し、公害問題や環境問題、京都の伝統文化に接し、分野横断的かつ文理の枠を超えた複合的課題について、東南アジア・南アジア・アフリカに通底する研究視座の構築・研究課題設定と、課題解決に向けたアプローチを学びました。

水俣市「赤木国際水銀ラボ」での実習

吉田神社節分祭りでのフィールドワーク

国際ワークショップでの発表

国際ワークショップでの記念撮影

関連リンク

ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業(平成30年度実施)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/international/global_bridge/course_01/wild_wise/index.html