「京都大学データサイエンス教育 公開ワークショップ 2019」を開催しました。(2019年8月2、3日)

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国際高等教育院附属データ科学イノベーション教育研究センターは「京都大学データサイエンス教育公開ワークショップ2019」を開催しました。

2016年に文部科学省より「数理及びデータサイエンスに係る教育強化」の拠点校6大学が選定されました。さらに、2019年には「大学における数理・データサイエンス教育の全国展開」の協力校20大学が選定され、数理・データサイエンス教育の全国展開が求められています。これを受け、拠点校の一つである本学では、大学における数理・データサイエンス教育の全国展開へ向けて様々な取り組みを紹介し、情報交換することを目的に、本ワークショップを開催しました。

1日目には、一昨年度より多数の参加者と好評を得ている「Data Science School 2019」を開催し、講師が開発・利用しているデータ科学手法について講義を行いました。

2日目には、「データサイエンス教育 公開シンポジウム 2019」を開催しました。山本章博 データ科学イノベーション研究教育センター長が開会挨拶を行い、続いて本学で実施しているデータサイエンス教育の取り組みを紹介しました。その後、数理・データサイエンスコンソーシアム・分科会の取り組みや、中部・東海・近畿・中国・四国ブロック会議2019についての報告があり、そして協力校・他大学からデータサイエンス教育の取り組み紹介が行われました。また、荒木裕人 文部科学省高等教育局 医学教育課企画官、水越裕一 文部科学省高等教育局 専門教育課 情報教育推進係長による招待講演も行われました。

2日間で、本学のほか拠点校3校、協力校8校、その他国立大学5校、公立大学2校、私立大学6校、中学校1校、企業3社などから144名の参加があり、積極的な質疑応答が繰り広げられ、盛況のうちに終了しました。

今後、オータムスクール、ウィンタースクールなどを予定しており、本センターのWebサイト等で情報を更新していきます。データ科学の実践的な学びの場として活用が期待されます。

Data Science School の様子

開会の挨拶をする山本センター長

データサイエンス教育 公開シンポジウムの様子

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