グローバルサイエンスキャンパスELCAS平成28年度国際クラスベトナム研修を実施しました。(2016年8月10日~17日)

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高大接続科学教育ユニットでは、「科学体系と創造性がクロスする知的卓越人材育成プログラム(略称ELCAS)」の一環として、ベトナム研修を実施しました。この研修は地球環境学堂が主催する「国際交流科目」の協力のもとで行われたもので、ELCAS受講生12名と本学教職員2名が参加しました。

研修初日と2日目のホーチミン市では、統一会堂・戦争証跡博物館を訪れ、ベトナム戦争の歴史や今もなお残る傷跡についての研修を受けました。3日目以降に訪れたフエ市では、クォック・ホック高校、フエ農林大学の学生とともに実習を行い、交流を深めたり、異文化理解を進めることができました。山間部に位置するHong Ha村では、本学やフエ農林大学等の協力によって建築されたCommunity Houseを訪れ、国際的な協力・文化の伝承の重要性を認識を深めました。

ホーチミン市およびフエ市(市街・ラグーン・農村域等)を訪れた際には、各プログラムとあわせて水質検査のための採水を行っており、その結果等を発表する探求成果発表会を16日に行いました。発表会には、クォック・ホック高校やフエ農林大学の学生約50名と、国際交流科目でベトナムを訪問していた本学の学生および教員14名が参加し、水質検査・食文化等について、日本語・英語・ベトナム語が飛び交う活発な議論が交わされ、受講生からは「日本にも取り入れるべきベトナムの文化・制度がある」などの感想が寄せられました。探求成果発表会のあとには、受講生に対しフエ農林大学から修了証が授与されました。

統一会堂の訪問

フエ市ラグーンの視察、採水

発表会場

発表会の様子

フエ農林大学での集合写真

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