「京都大学-稲盛財団合同京都賞シンポジウム」に関する覚書を締結しました。(2017年7月1日)

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京都大学(山極壽一 総長)と公益財団法人稲盛財団(稲盛和夫 理事長)は、2018年から次の4年間に開催する「京都大学-稲盛財団合同京都賞シンポジウム」に関する覚書を締結しました。

「京都大学-稲盛財団合同京都賞シンポジウム」は、2014年から4年間にわたり、本学主催・稲盛財団共催により、日本が世界に誇る国際賞である京都賞(稲盛財団主催)の分野を対象として取り上げ、現在注目される研究者や芸術家を迎えて開催してきました。同シンポジウムには、当該分野の専門家はもちろんのこと、研究者の卵である大学院生や、学術・芸術に対して高い関心を持った一般の人々が参加し、京都賞が対象とするさまざまな分野の専門家が出会い、新たな革新的発展が起こるきっかけの場になってきました。

締結式では、まず、同シンポジウムの背景ならびに趣旨について説明があり、続いて2018年から新たにスタートする同シンポジウムは「京都賞の歴代受賞者とその業績を中心に据えて、社会的関心の高いテーマに関するシンポジウムを東京地区を中心に開催する」という新しいコンセプトへと発展した形で開催することなどが公表されました。そして、山極総長および稲盛理事長が挨拶を行い、本学と稲盛財団が協力して素晴らしいシンポジウムを実現し、京都賞の認知拡大とともに、大学で培ってきた教育研究の成果を広く一般の人々と共有する場となることへの期待を述べました。

シンポジウム終了後、本学および稲盛財団関係者立ち合いのもと、山極総長、稲盛理事長が覚書に署名し、固い握手を交わしました。

2018年に開催する第1回は、来年7月頃の開催を予定しています。

左から、覚書を交わし握手する稲盛理事長と山極総長