京都大学孜孜賞表彰式を開催しました。(2014年6月24日)

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第2回目となる京都大学「孜孜(しし)賞」の表彰式を百周年時計台記念館2F迎賓室で執り行いました。

同賞は、教育、研究、社会貢献等の業績が極めて顕著であると認められた本学の教員を表彰することにより、本学の一層の発展を期するため、平成24年度に創設されたもので、平成25年度には第1回目として6名の教員に対して表彰を行いました。

平成26年度は、部局長・理事等から当該候補者として推薦のあった者について、平成26年6月2日開催の教員表彰選考委員会で選考しました。 受賞者は以下の通りです。(50音順)

所属 職位 氏名 受賞理由
生命科学研究科 副学長・教授 稲葉 カヨ 免疫による外敵の排除を誘導する樹状細胞の研究と、その癌免疫療法応用のための基礎研究において顕著な成果をあげるとともに、京都大学女性研究者支援センター長、男女共同参画担当理事補、男女共同参画担当副学長を歴任し、本学の女性研究者支援・男女共同参画の推進に多大な貢献をした。
数理解析研究所 教授 中島 啓 幾何学的表現論と数理物理学の研究における功績により、日本学士院賞を受賞した。
情報学研究科 理事補・教授 中村 佳正 教育担当の理事補として、京都大学特色入試の導入と高大接続型教育改革に対して多大な貢献をした。
霊長類研究所 教授 松沢 哲郎 チンパンジー・アイを対象とした研究プロジェクトを構築するとともに、比較認知科学の学問分野を確立した
理学研究科 理事補・教授 森脇 淳 教育担当の理事補として、京都大学特色入試の導入と高大接続型教育改革に対して多大な貢献をした。

最初に、江﨑信芳 理事・副学長(総務・企画・情報環境担当)が開会の辞を述べ、引き続き、松本紘 総長が受賞者に表彰状と副賞を授与しました。次に松本総長が受賞者への祝辞を述べました。

最後に、江﨑理事・副学長が閉会の辞を述べました。その後、記念撮影と懇談を行い、終始盛会のうちに終了しました。

※ 「孜孜賞」の「孜孜」とは、熱心に励むさまのことです。


左から中村理事補、森脇理事補、稲葉副学長、中島教授、松沢教授

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記念撮影の様子(2014年6月24日)