宇治キャンパスで総合防災訓練を実施しました。(2018年10月29日)

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宇治キャンパスでは、宇治市東消防署の協力のもと、宇治市で震度6弱の地震(南海トラフ地震)が発生したことを想定した総合防災訓練を実施しました。

これは京都大学危機管理計画(地震編)に対応する訓練に、地震時の安否確認・情報伝達の要素を加え、負傷者や火災の発生等、現実的な想定のもと、組織的な避難誘導・情報伝達を総合的にシミュレーションするものとなっています。

訓練には、教職員で組織する自衛消防地区隊を中心に、その他教職員や学生などキャンパス全体で総勢1,000名以上が参加しました。訓練は、初期消火や安否情報伝達、避難誘導、負傷者の救護、また避難状況の集計等さまざまな場面を設定して行われ、参加者は各自の役割を確認しながら実践しました。また、今回から本学で運用している安否確認システムを使用した情報収集の訓練も行いました。

避難訓練後は宇治市東消防署の指導による消火器操作訓練も行い、参加者は熱心に説明を聞き、実際に消火器を手に取って体験しました。

訓練終了後には、宇治地区世話部局長である辻井敬亘 化学研究所長の挨拶、吉岡俊二 宇治市東消防署長からの講評がありました。その後消防署の方と自衛消防地区隊を中心とした参加者との意見交換も行われ、盛況のうちに終了しました。

辻井研究所長による挨拶

吉岡署長による講評

安否情報を集計する対策本部

宇治市東消防署との情報交換の様子

消火器操作訓練

避難訓練の様子