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大村善治 生存圏研究所教授のアップルトン賞授賞式が行われました。(2017年8月20日)


2017年08月24日

  • ニュース 学部・大学院から


     大村善治 生存圏研究所教授(工学研究科教授)がアップルトン賞(Appleton Prize)を受賞し、その授賞式がカナダのモントリオールにて開催された国際電波科学連合(URSI)総会にて行われました。

     同賞は、URSIより電離層物理研究に寄与した者に対して贈られる国際賞で、1969年以降3年ごとに実施されています。今回の受賞は、1987年の加藤進 名誉教授以来、日本人として二人目の受賞となります。

     受賞の対象となった業績は、「放射線帯における非線形波動粒子相互作用の理論、コーラスおよびイオンサイクロトロン放射のシミュレーション、相対論的電子の加速および降下現象に対する顕著な貢献」(For significant contributions to nonlinear wave-particle interaction theory, simulations of chorus and ion cyclotron emissions and the associated acceleration and precipitation of relativistic electrons in the radiation belts.)です。

     大村教授は、宇宙プラズマ物理学において長年の謎であったコーラス放射およびイオンサイクロトロン放射について、その大幅な周波数変動の仕組みを非線形理論とシミュレーションによって解明し、さらにこれらの電磁波が、相対論的電子と共鳴して加速・散乱を引き起こし、地球放射線帯の形成・消失過程に大きな役割を果たしていることを明らかにしました。 

    授賞式に出席する大村教授(右)

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