人文科学研究所は第9回TOKYO漢籍SEMINARを開催しました。(2014年3月17日)

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人文科学研究所では、東京の学術総合センターにおいて第9回「TOKYO漢籍SEMINAR」を開催しました。

同セミナーの目的は、人文科学研究所が80年あまりにわたって蓄積してきた中国学研究の成果をわかりやすく紹介し、多くの人々に漢籍、ひいては漢字文化全般に関心を深めてもらおうとするものです。

同セミナーは冨谷至 東アジア人文情報学研究センター長の開会挨拶に始まり、「木簡と中国古代」をテーマに、冨谷至 教授「中国西北出土木簡概説」、目黒杏子 研究員「年中行事における官と民」、土口史記 助教「木札が行政文書となるとき」の3講師による講演を行いました。講演終了後パネルディスカッションを行い参加者からの熱心な質問や議論が行われました。「実際の木簡文書を見ながらその内容について解説を受ける機会はあまりない。どの講演もわかりやすくよく理解できた。次回も楽しみにしています。」という感想をいただき、参加された160名の方が聴講しました。


左から冨谷教授、目黒研究員、土口助教

セミナーの様子
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