京都大学 若手人材海外派遣事業「ジョン万プログラム」壮行会を開催しました。(2014年3月11日)

京都大学 若手人材海外派遣事業「ジョン万プログラム」壮行会を開催しました。(2014年3月11日)

 京都大学若手人材海外派遣事業 ジョン万プログラム 「学生派遣プログラム」「研究者派遣プログラム」合同壮行会を附属図書館ライブラリーホールで開催しました。

 ジョン万プログラムは、本学の次世代を担う若手人材を対象に、海外経験等の機会を支援し、国際的な活動を奨励・促進することを目的とする全学的プログラムです。このうち、「学生派遣プログラム」は、世界トップ大学等において学術・研究分野において積極的にキャリアを積み、将来研究職または専門職としてグローバルに活躍することのできる人材を育成することを目的としています。また、「研究者派遣プログラム」および「研究者派遣元支援プログラム」は、海外で中長期に渡り研究活動を行う本学若手研究者および当該若手研究者の所属する研究室等への支援を行い、本学の次世代を担う人材が海外経験を積む機会を支援し、国際的な活動を奨励・推進することを目的としたものです。

 今回の壮行会は、本事業開始以来初めて学生と研究者合同での開催となり、学生派遣プログラム採択者のうち32名と、研究者派遣プログラム採択者のうち18名、研究者派遣元支援プログラム採択者のうち8名の計58名が出席しました。また、松本紘 総長、赤松明彦 学生担当理事・副学長、吉川潔 研究担当理事・副学長をはじめとして、本事業関係者が出席して行われました。

 開会の挨拶に続き、松本総長の挨拶では、江戸後期に渡米し、その後、明治にかけて活躍したジョン万次郎の人生を振り返り、これから渡航する本学の学生や研究者にもジョン万次郎のように活躍してほしい、との激励がありました。

 続いて、各採択者の氏名および渡航先機関等が紹介された後、各プログラム採択者の代表から決意表明がありました。「オックスフォード大学Pre-Master's Spring Schoolプログラム」からは日野将志 経済学研究科修士2年生、「スタンフォードVIA医学留学プログラム」からは甲斐日向太 医学部3年生、「プリンストン大学東アジア研究 短期研究型プログラム」からは澤西祐典 人間・環境学研究科博士2年生がそれぞれ決意表明をし、最後にスーパージョン万プログラム「研究者派遣プログラム」から坂出健 経済学研究科准教授が派遣先での研究計画を交えて決意を語りました。

 続いて、赤松理事・副学長と吉川理事・副学長からの挨拶があり、最後には参加者全員で記念撮影が行われ、これから渡航する学生と研究者に向けて参加者より暖かいエールが送られました。


左から挨拶をする吉川理事・副学長、松本総長、赤松理事・副学長

左から決意表明を行う坂出准教授、日野大学院生、甲斐学部生、澤西大学院生

出席者全員の記念写真

 

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