「京都大学-稲盛財団合同京都賞シンポジウム」に関する覚書を締結しました。(2013年12月2日)

「京都大学-稲盛財団合同京都賞シンポジウム」に関する覚書を締結しました。(2013年12月2日)

 京都大学(松本紘 総長)と稲盛財団(稲盛和夫 理事長)は、「京都大学-稲盛財団合同京都賞シンポジウム」の開催に関する覚書を締結しました。

 「京都大学-稲盛財団合同京都賞シンポジウム」は、本学主催・稲盛財団共催により、日本が世界に誇る国際賞である京都賞(稲盛財団主催)の分野を対象に、最先端あるいは現在注目される研究者や芸術家を迎えて開催するものです。講演などを通じて、様々な出会いが生まれ、各分野の新たな発展へと繋がる場を提供するとともに、次世代の研究者の育成や、最先端の学術・芸術の動向や魅力を広く社会に発信することを目的とします。このシンポジウムを通じて、京都賞の素晴らしさがこれまで以上に世界の人々に知られ、関心を持ってもらえることを期待するところです。

 締結式では、同シンポジウム開催の背景および趣旨について説明があった後、稲盛理事長および松本総長が挨拶を行い、本学と稲盛財団が協力して素晴らしいシンポジウムを実現し、学術・芸術の発展に貢献できることを期待する旨の抱負を述べました。

 続いて、本学および稲盛財団関係者立ち合いのもと、松本総長、稲盛理事長が覚書に署名し、固い握手とともに取り交わしました。

 同シンポジウムは、京都賞の対象分野である12分野で構成され、毎年3分野ずつ実施します。各分野の専門家はもちろんのこと、異分野の研究者や大学院生、一般の方も参加できる、広く門戸の開かれたものとして、平成26年7月に第1回目の開催を予定しています。


覚書を交わし握手する松本総長(右)と稲盛理事長(左)

覚書締結式に出席した京都大学と稲盛財団の関係者