第8回京都大学東京フォーラムを開催しました。(2013年10月4日)

第8回京都大学東京フォーラムを開催しました。(2013年10月4日)

 「京都学派の探検-フィールド研究の伝統-」をテーマに、第8回京都大学東京フォーラムをホテルニューオータニで開催しました。出席者は約300名で、学外からは本学卒業生を中心とした国会議員、企業、官公庁の関係者等に多く参加いただき、学内からは松本紘 総長をはじめ、理事・副学長、副理事、部局長等が出席しました。

 本フォーラムでは、松本総長による挨拶の後、松沢哲郎 霊長類研究所教授が「初登頂の精神-霊長類学と山登り-」と題して、山極壽一 理学研究科教授からは「野生のゴリラに挑む-京都大学のフィールドワーク-」と題して、それぞれ講演を行いました。

 続いて、松本総長、松沢教授、山極教授の3名による「進化の隣人に問う」と題した、我々が進む未来へのヒントを考える鼎談を行ないました。

 講演会終了後に実施した懇親会では、竹本直一 衆議院議員、和田紀夫 日本電信電話株式会社特別顧問、板東久美子 文部科学省文部科学審議官、池坊由紀 華道家元池坊次期家元からそれぞれ挨拶がありました。

 併せて、懇親会会場などにおいて、本学の特色ある教育・研究に関するパネル展示と担当者による説明を行い、来場者に対して京都大学の今について情報発信しました。

 また、今回の東京フォーラムの開催に先行して、同日に、経済界で活躍する卒業生が結束して京都大学総長を応援しようという集まりである「京都大学鼎会」の第2回総会が約50名の出席者を得て開催され、今後の京都大学の発展に向けての意見交換などが行われました。

 本フォーラムは、首都圏における本学の情報発信という目的に留まらず、出席いただいた各界で活躍される本学関係者の結束を図るという効果を期待して実施しています。今後もこのような機会を継続的に提供することで、本学のプレゼンス向上に努めて行きたいと考えています。


挨拶する松本総長講演を行う松沢教授講演を行う山極教授
 
挨拶する竹本議員挨拶する和田特別顧問挨拶する板東審議官挨拶する池坊次期家元
 
鼎談の様子
 
講演会場の様子