学術情報メディアセンターセミナー 「メディア技術を用いた体験活動の記録と支援」

学術情報メディアセンターセミナー 「メディア技術を用いた体験活動の記録と支援」

 学術情報メディアセンターでは、月に一度、各分野でご活躍の講師をお招きし、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。

 1月28日の学術情報メディアセンターセミナーでは、角康之 公立はこだて未来大学複雑系知能学科教授をお招きし、ご講演いただきます。学内外を問わず多数の方の参加をお待ちしております。

日時

2014年1月28日(火曜日) 16時30分~18時30分

場所

学術情報メディアセンター 南館2階 202マルチメディア講義室
※お身体の不自由な方にはエレベーターをご利用いただけますので事務室にお申し付けください。

プログラム

講演題目 体験メディア

角 康之 公立はこだて未来大学複雑系知能学科教授
講演概要
体験を通した知識や気づきの共有・創造を促すメディア技術に関する研究事例を紹介します。博物館や観光地での見学、オフィスや学校での活動など、興味や行動を共にする人たちの間では、特定の展示物に一緒に注目したり、立ち話をしたり、様々なインタラクションが見られます。そういったインタラクションを計測・強化するメディア技術を開発してきました。本講演では、ユビキタス・ウェアラブルなセンサ群による協調的な体験キャプチャ、写真上の会話を促すPhotoChat、ライフログの漫画サマリ、本棚前や車内での会話の流通促進システムなどを紹介します。

講演題目 個人視点映像を用いた体験記録とその閲覧

近藤一晃 学術情報メディアセンター助教
講演概要
人物頭部に装着した小型カメラにより体験活動を個人視点映像として記録し、それを事後に再利用する方法について紹介します。個人視点映像は視野が狭く揺れを多く含むため、そのままに閲覧するには大きな労力を要します。また集団活動では複数参加者の個人視点映像が互いに関連した形で記録されます。本講演ではそれらを閲覧しやすいメディアに再構成するための画像処理・パターン認識技術について述べます。

対象

どなたでも参加いただけます。

申し込み

不要

参加費

無料

問い合わせ

学術情報メディアセンター
近藤助教
Tel: 075-753-7480
E-mail: kondo*media.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

主催

学術情報メディアセンター