学術情報メディアセンターセミナー「計算力学最前線:斜面災害シミュレーションと境界要素法による波動解析」

学術情報メディアセンターセミナー「計算力学最前線:斜面災害シミュレーションと境界要素法による波動解析」

 学術情報メディアセンターでは、月に一度、各分野でご活躍の講師をお招きし、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。

 9月24日の学術情報メディアセンターセミナーでは、森口周二 東北大学災害科学国際研究所准教授および斎藤隆泰 群馬大学理工学研究院准教授をお招きし、ご講演いただきます。

 学内外を問わず多数の方の参加をお待ちしております。

日時

2013年9月24日(火曜日)16時30分~18時30分

場所

学術情報メディアセンター 南館2階 202マルチメディア講義室
(お身体の不自由な方にはエレベーターをご利用いただけますので事務室に申し付けください。)

対象

どなたでも参加になれます。

参加費用

無料

参加申し込み

不要

プログラム

16時30分~
17時30分
講演者 森口 周二 東北大学災害科学国際研究所准教授
講演題目 粒子法・流体解析・個別要素法による斜面災害シミュレーション
講演概要 斜面崩壊、地すべり、土石流、落石などの斜面災害は、大変形や固体間の接触を含む複雑現象であり、統一的に1つの解析手法で全ての現象を再現することは難しい。そのため、対象とする問題の性質や変形レベルに応じて、解析手法を使い分けなければならない。粒子法・流体解析・個別要素法による斜面災害シミュレーションの事例を紹介しながら、それぞれの手法の特徴や利点と欠点について説明します。
17時30分~
18時30分
講演者 斎藤 隆泰 群馬大学理工学研究院環境創生部門准教授
講演題目 境界要素法を用いた波動問題へのアプローチ-従来法から最新の時間領域境界要素法まで-
講演概要 境界要素法は差分法や有限要素法と同様、代表的な数値解析手法の1つとして今日まで利用されてきました。特に、無限領域を容易に扱えることから、波動問題に対して有効な手法として知られており、スカラー波動問題や弾性波動問題などを扱う様々な分野へ適用されてきました。本セミナーでは、従来の境界要素法から最新の境界要素法に至るまで、数多くの波動散乱解析、逆問題への応用、並列化技術の適用例等を紹介しながら、境界要素法の現在までの進展状況について解説します。

問い合わせ

学術情報メディアセンター 牛島 省
TEL: 075-753-7493
E-mail: ushijima*media.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

主催

学術情報メディアセンター
http://www.media.kyouto-u.ac.jp/