平成25年度京都大学霊長類研究所犬山公開講座「サルを知る」

開催日時

2013年7月27日（土曜日）・28日（日曜日）
10時00分～15時20分

霊長類研究所（愛知県犬山市）

一般の方

60人（中学生以上対象）

6,200円

濱田穣　「アジアにおけるマカクとコロブス類の進化」
香田啓貴　「歌うサルのふしぎ」
今井啓雄　「味覚と遺伝子」
湯本貴和　「世界の熱帯林に霊長類の生活をさぐる」

以下の実習から2つ選ぶ

形態：「サルの骨格標本観察」（江木直子）
霊長類研究所ではニホンザルをはじめとして、多数の霊長類の骨格を所蔵しています。骨格標本をじかに手にとり、観察を行います。骨のかたちと体の仕組みや生活様式との関係について、解説を行う予定です。
心理：｢チンパンジー観察｣（友永雅己）
霊長類研究所に暮らすチンパンジーたちの様子を見学していただきます。また、彼らが日々おこなっているコンピュータ実験（数字系列の記憶課題など）を実際に体験していただきます。
生態：「ニホンザル行動観察実習」（湯本貴和）
ニホンザルの社会のしくみを、放飼場での観察で確かめます。双眼鏡をお持ちになると、より楽しむことができます。
遺伝：「SNPと遺伝子診断」（田中洋之）
SNP（スニップ）とは遺伝子やそれ以外の塩基配列でみつかる1塩基の置換です。体質などの個体差がSNPによって引き起こされる場合があります。SNPによりその遺伝子の機能が変わることがあるからです。有名な例としてアルデヒド脱水素酵素（ALDH2）遺伝子が知られていますが、今年度は、希望者を募って、ALDH2遺伝子のSNPを調べてみたいと思います。

下記の1または2の方法で申し込みください。
申し込み多数の場合は抽選になります。
（個人情報は、当公開講座以外の目的に使用することはありません）

2013年6月14日（金曜日）

〒484−8506 愛知県犬山市官林41
京都大学霊長類研究所「犬山公開講座」係
TEL： 0568-63-0512、FAX： 0568-63-0085
Eメール： inuyama2013＊mail2.adm.kyoto-u.ac.jp（＊を@に変えてください）