舞鶴・海のつながりフォーラム

舞鶴・海のつながりフォーラム

 舞鶴の海をフィールドに研究する京都大学フィールド科学教育研究センター舞鶴水産実験所、舞鶴の環境を考えて、さまざまな調査をしてきた市民団体の「環境!みる・きく・考える会」と、京都府海洋センターの研究者から、市民に向けて情報発信をします。

 今回、特に焦点を当てるのは、アサリです。ひと昔前までは舞鶴湾のあちこちで、当たり前にとれていたアサリが、最近20年の間で激減しています。鮮魚店でも、地元産のアサリは滅多に見なくなりました。なぜ、どのように減ってきたのでしょうか? また、回復する方法はあるのでしょうか?

 アサリについてだけ掘り下げていても、アサリの真の姿は見えてきません。いろいろな生き物とのつながりの中で、アサリも生きています。そう考えて、舞鶴周辺の海の生き物についての、ごくおおざっぱな話もします。そして、海の未来を担う子どもたちのために行っている環境教育についても、舞鶴市伊佐津川および気仙沼市舞根川で本学の院生が参加した事例を紹介します。

日時

2013年3月9日(土曜日) 13時00分~17時00分(12時30分 受付開始)

場所

舞鶴市政記念館(京都府舞鶴市北吸1039-2、舞鶴市役所のとなり)

コンビーナー

益田玲爾・山下 洋(フィールド科学教育研究センター舞鶴水産実験所)・青海典子(環境!みる・きく・考える会)

対象

一般市民

入場料

無料

申し込み

不要

定員

150名(先着順)

プログラム

12時30分 受付
13時00分~13時20分 開会挨拶
木村伸吾(水産海洋学会副会長・東京大学)
伊藤靖枝(環境!みる・きく・考える会)
(第1部)講演
司会進行:福西悠一(舞鶴水産実験所)
13時20分~14時00分 1. 海のいきものたちのつながり
益田玲爾(舞鶴水産実験所)
14時00分~14時50分 2. 舞鶴の水と空気を読む
青海典子(環境!みる・きく・考える会)
-休憩-
(第2部)講演
14時50分~15時10分 3. 舞鶴のアサリをどうふやすか
高橋宏司(舞鶴水産実験所)
15時10分~15時30分 4. アサリの太らせ方
谷本尚史(京都府海洋センター)
15時30分~15時50分 5. 舞鶴と気仙沼の環境教育:伊佐津川と舞根川は一つの海へ
熊谷洋一郎(舞鶴水産実験所)
-休憩-
16時10分~17時00分 パネルディスカッション
テーマ「アサリのいる海を蘇らせるには?」
座長 山下 洋(フィールド研舞鶴水産実験所)

問い合わせ先

京都大学フィールド科学教育研究センター 舞鶴水産実験所
http://www.maizuru.marine.kais.kyoto-u.ac.jp

電話: 0773-62-5512
ファックス: 0773-62-5513

主催

環境!みる・きく・考える会、京都大学フィールド科学教育研究センター 舞鶴水産実験所、水産海洋学会

後援

京都府中丹広域振興局、舞鶴市、舞鶴市教育委員会

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