学術情報メディアセンターセミナー 「クラウド時代のIT技術をベースとした業務プロセス改革とサイバーセキュリティの攻防」

学術情報メディアセンターセミナー 「クラウド時代のIT技術をベースとした業務プロセス改革とサイバーセキュリティの攻防」

 学術情報メディアセンターでは、月に一度、各分野でご活躍の講師をお招きし、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。

 12月25日の学術情報メディアセンターセミナーでは、株式会社クエステトラの今村元一氏とNTTコミュニケーションズ株式会社の遊佐洋氏をお招きし、ご講演いただきます。

 学内外を問わず多数の方の参加をお待ちしています。

日時

2012年12月25日(火曜日)16時30分~18時30分

場所

京都大学 学術情報メディアセンター 南館2階 202マルチメディア講義室
(お身体の不自由な方にはエレベーターをご利用いただけますので、事務室にお申し付けください。)

対象

どなたでも参加いただけます。

参加費用

無料

参加申し込み

不要

プログラム

16時30分~17時30分
講演者 株式会社クエステトラ 代表執行役CEO 今村元一
講演者プロフィール:
2000年京都大学情報学研究科修了、ソフト会社「株式会社四次元データ」(クラウド型CRM)設立、2007年株式上場、2008年「株式会社クエステトラ」(クラウド型BPM) 設立、京大情報学同窓会会長
講演題目 クラウド時代の業務プロセス改革事例
講演概要 「日常業務のムダを省く」なんて本当にできるの?
IT技術はこの10年間劇的に進化し、また向こう10年もまだまだ進化します。当然、電子化される成果物もあれば、自動化される工程もあるでしょう。すなわち、どんな組織も「業務プロセス」(仕事の流れ)を変化させ続けざるをえない。しかし一方で、その「変化の内容」や「変化の頻度」は安易に決められるものではありません。クラウド時代ならではの「業務プロセス変更事例」を紹介するとともに、大学組織におけるクラウド活用や業務プロセス管理のあるべき姿を議論します。
17時30分~18時30分
講演者 NTTコミュニケーションズ株式会社 常勤監査役 遊佐 洋
講演者プロフィール:
1974年京都大学工学研究科修士修了、日本電信電話公社入社、2002年NTTコミュニケーションズ取締役、次いで常務取締役セキュリティバリュープレジデントを経て、2006年NTTコムテクノロジー代表取締役社長、2012年から現職、洛友会東京支部副支部長
講演題目 サイバー攻撃との戦い(防御、邀撃)-「サイバー空間」生成者の視点から-
講演概要 NTTコミュニケーションズは世界有数のグローバル「the Internet」提供者であり、「サイバー空間」枢要を形造る任にあります。今や、人類の営為に不可欠となったこの人工空間は、しかし、悪意ある個人、集団あるいは国家が、悪戯、金儲け、政治的活動、安全保障等の目的で積極的に他社への攻撃を仕掛ける場にもなりました。最近はインターネットから隔離されているはずの国家インフラ(電力、運輸)にまで攻撃の魔手が忍び寄ります。一見、攻撃優位に見える彼のサイバー攻撃に対し、我はどう防衛し反撃すべきか、官民挙げての取り組みが始まったばかりです。ここではサイバー空間構成側の視座から、ビッグデータ、クラウド等の活用による対処の動向を紹介するとともに、実現上クリアすべき法的論点(恐らく国民的合意が必要)について提起します。

問い合わせ

京都大学 学術情報メディアセンター 永井靖浩
TEL: 075-753-7437
E-mail: ya.nagai*media.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

主催

京都大学 学術情報メディアセンター
http://www.media.kyoto-u.ac.jp/