第1回湯川・朝永奨励賞授賞者を決定しました。(2008年5月13日)

第1回湯川・朝永奨励賞授賞者を決定しました。(2008年5月13日)

佐藤文隆 財団法人湯川記念財団理事長と
九後太一 京都大学基礎物理学研究所教授

 京都大学では、趣意書にありますように、湯川秀樹博士と朝永振一郎博士の生誕百年を機に、両博士の果敢な挑戦の精神を引き継ぎ、創造的、独創的な成果をあげている若手研究者を奨励し顕彰すべく、「湯川・朝永奨励賞」を創設し、各研究機関に推薦を依頼いたしました。

 このたび、推薦のあった16件(18名)の候補者の中から、「湯川・朝永奨励賞審査委員会」における事前審査を踏まえ、「湯川・朝永奨励賞委員会」において下記のとおり3件(4名)の授賞者を決定いたしましたので、発表いたします。

第1回湯川・朝永奨励賞受賞者

  • 京都大学大学院人間・環境学研究科 准教授 勝又 直也 氏
    業績の題目:中世ヘブライ文学を中心とした地中海・中東の比較文学・比較文化研究
     業績の要旨等
  • 京都大学大学院理学研究科 准教授 望月 拓郎 氏
    業績の題目:ツイスターD-加群と半単純偏屈層の研究
     業績の要旨等
  • 東京大学大学院理学系研究科 特任助教 小早川 高 氏
    科学技術振興機構 さきがけ研究者 小早川 令子 氏
    業績の題目: 哺乳類の匂いに対する行動を先天的に決める神経細胞の発見
     業績の要旨等

授賞式

日時:平成20年6月中旬を予定

  • 京都新聞 (5月14日 27面) 、毎日新聞 (5月14日 29面) および読売新聞 (5月14日 34面) に掲載されました。