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杉山 正明教授が恩賜賞・日本学士院賞を受賞 (2007年6月11日)

杉山 正明教授は、昭和49年京都大学文学部史学科を卒業、同51年に同大学院文学研究科博士課程に進学し、同54年京都大学人文科学研究所助手、同63年京都女子大学文学部講師、翌年に同助教授、平成4年京都大学文学部助教授、同7年教授となり、東洋史学・内陸アジア史部門を担当して、現在に至っています。

今回の受賞の対象となった業績は、『モンゴル帝国と大元ウルス』(京都大学学術出版会、平成16年)です。ペルシア語と漢語の二大史料群をはじめとする東西の多言語原典文献をもとに、ユーラシア帝国モンゴルの実態を多面的に分析したものです。

なお、杉山教授は、13・14世紀のモンゴル時代史を中心に、ユーラシア史の視点から東西文明の枠をこえて研究し、新たな世界史像を提唱してきました。近年は総合地球環境学研究所との文理融合型プロジェクトなども推進しています。

これら一連の業績に対し、平成7年にサントリー学芸賞、平成15年に第6回司馬遼太郎賞、平成18年に紫綬褒章を受章しています。