大学文書館 常設展「第三高等学校の歴史」を開設しました。(2013年5月1日)

大学文書館 常設展「第三高等学校の歴史」を開設しました。(2013年5月1日)

 大学文書館では、百周年時計台記念館1階歴史展示室で、常設展「第三高等学校の歴史」を開催しています。

 第三高等学校(三高)は、1869(明治2)年に化学・物理の学校として大阪に開講した舎密局(せいみきょく)を始まりとし、その後、何回かの制度の改編を経て1889年に京都に移転し、1894年に第三高等学校という名称になりました。以後、戦後の教育改革のなかで本学に統合されるまで、三高は、京都という歴史と文化の街で独自の「自由の校風」を築いてきました。

 このたび大学文書館は、三高の貴重な資料と精神を永く後世に継承するため、折田彦市胸像、高橋是清揮毫の第三高等学校銘板、舎密局創立の起源が記された書面など数々の貴重な資料を常設展示することにしました。

 なお、歴史展示室では、常設展「京都大学の歴史」、テーマ展「時計台の昔と今」、企画展(随時)もあわせて開催しています。多くの方のご来場をお待ちしています。

 


展示会場風景

展示会場を訪問した松本紘 総長と西山伸 大学文書館教授

最後の卒業証書(1950年3月)

 

(参考)歴史展示室利用案内

  • 開室時間: 9時30分~17時00分
  • 入場料: 無料
  • 休館日: 毎月第1月曜日、12月28日~1月3日(※ 第1月曜日が祝日の場合は第2月曜日)

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