国際交流科目「変容する東南アジア -環境・生業・社会-」のタイ研修 (2008年8月25日)

国際交流科目「変容する東南アジア -環境・生業・社会-」のタイ研修 (2008年8月25日)


海洋実習へ出発

 1、2回生の学部学生14名が参加した国際交流科目「変容する東南アジア -環境・生業・社会-」のタイでの研修が終わり、無事帰国しました。研修は、農学部の縄田栄治教授、神崎護准教授の引率・指導で、8月25日より11日間にわたって、カセサート大学の協力をえて実施されました。研修では、北部山地での焼畑から移行した急斜面での畑作、中部平原での緩傾斜地での畑作、デルタの近郊園芸などの農業に関する実地観察及び農家に対するインタビュー、さらに北部インタノン山における熱帯山地の種々の森林生態系、東北部サケラート地域の落葉フタバガキ林の生態系についての研修を行いました。また、後半の中部・東部での研修では、タイの学生も参加し、さまざまな交流を行いました。今回、タイ到着直後に、反政府市民グループによる首相府占拠事件が勃発し、バンコクでの研修計画を一部変更する必要が生じましたが、何事もなく、無事研修を終了することができました。学生とって、貴重な海外経験の場となったと思います。


「戦場にかける橋」で

アスパラガス農家での研修

タイ最高峰でのグループ写真

昆虫食体験

昆虫多様性観察

少数民族の家での昼食

森林植生の研修

高さ40mの植生観察用タワー(登りました)

成果発表会