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京都大学広報誌『紅萠』

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2019年春号

京都大学基金事務局より

京都大学基金では、幅広く基金のことを知ってもらう機会を設けるほか、同窓生の皆様にお役に立つ企画を実施しています。

感謝の集い

ご寄付をいただいた皆様に、総長をはじめ教職員から謝意をお伝えする場として、2014年より実施しています。 2018年度は9月18日、京都大学人文科学研究所 附属東アジア人文情報学研究センターの見学と講演、懇親会を開催しました。 東洋学研究の国際的な拠点であり、華麗なスパニッシュ・ロマネスク様式建築の本センターで、京都大学の人文科学研究の歴史について触れていただきました。 その後の懇親会は、寄付者の皆様と教職員とがじっくりお話しできることを目的に、着席・指定席スタイルとしました。 総長からは「京都大学の伝統ある人文・社会科学」をテーマにした談話、各理事・副学長からは本学の近況報告などを行いました。 普段はなかなか耳に届かない寄付者の方々の思い、京都大学への期待の声を聞くことができ、さらに、本学の現状や展望などを支援いただいている皆様に直接お伝えすることができ、貴重な会となりました。

東アジア人文情報学研究センターでの講演の様子

和やかムードの懇親会で行われた総長の談話

京大生ファミリーイベント

10月13日の授業体験

京大生ファミリーイベントは「孫の日」(10月第3日曜日)にちなんだ特別企画として、京都大学基金にご寄付をいただいている京大生のご家族を対象に開催しています。2016年は施設見学と総合博物館の展示解説を、2017年は授業体験を行いました。
これまで「孫のおかげで京大に来られて、とても楽しかった。今後も継続してほしい」、「家族そろって授業を受けるのは新鮮な体験だった」といった好評の声をいただいています。
2018年度は10月13日に、京都大学野生動物研究センターの村山美穂センター長・教授による「遺伝子で野生動物を救うってどういうこと?」と題した授業を実施しました。
あらゆる生物に共通であるDNA(遺伝子)は、性格の分析にも役立っており、行動や生態に関するさまざまな情報を得られます。そうした遺伝子情報が、野生動物の保全にどのように役立つのか? 遺伝子から迫る野生動物研究をひも解いていただきました。
質疑応答では、「生物の多様性は、なぜ必要だと思いますか?」など鋭い質問も飛び交い、参加者の興味の高さがうかがえました。
今後も、京大生とそのご家族に喜んでいただけ、本学とのつながりを実感できるような企画を実施していきます。

関西交流会

首都圏在勤の卒業生を対象に、講師も卒業生が務める「丸の内交流会」を定期的に開催しており、こちらはその関西版です。2019年2月1日、グランフロント大阪を会場に開催しました。
湊長博 京都大学理事・副学長が講師として、「がん治療の革命、そして大学改革」と題した講演を行いました。
2018年にノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶佑特別教授の長い共同研究者として「オプジーボ」の開発に重要な貢献をされ、さらに現在、新設されたプロボストという立場から指定国立大学としての重点施策をもとに大胆な大学改革に取り組む湊理事・副学長の話に、参加者はじっと耳を傾けていました。
講演後の懇親会は賑やかな歓談が繰り広げられました。 今後、関西でもこうした「大学・同窓生とのネットワークの意義」を感じられる場の充実を図っていく予定です。

湊理事・副学長

大いに盛り上がった懇親会

お問い合わせ先

京都大学基金事務局 TEL:075-753-2210
http://www.kikin.kyoto-u.ac.jp

横線

京都大学同窓会だより

第13回京都大学ホームカミングデイの開催

2018年11月3日(土・祝)に、「継」(つぐ)をテーマに第13回京都大学ホームカミングデイを開催しました。同窓生、一般の方など約2,850名の参加がありました。
講演会は、「京都のこころ──豊かな未来を生きるヒント」と題し、養老孟司東京大学名誉教授から専門の解剖学にまつわる話をはじめ、鎌倉と京都との違いに関するお話などがありました。後半の山極総長とのパネルディスカッションでは、互いの研究分野からとらえた京都観を討論するなど、大いに盛り上がりました。
午後からは、紫野和久傳の特別弁当と落語研究会による落語と漫才とを楽しんでいただく「京料理を味わう」や、昨年より出演団体数を増やした「音楽祭」などが行なわれました。フィナーレでは、完成100周年記念として、出演者と会場の方がたが一体となって「琵琶湖周航の歌」を大合唱しました。
他にも、クスノキを中心に屋台やステージなどを展開する「くすのき秋祭2018」、本学学生の挑戦を後押しする取り組み「SPEC」に採択された学生による「SPEC2018採択発表会」などが開催されました。
また、今年のテーマに合わせて、「在学生へのメッセージ」、「思い出の写真投稿」を京大サロンにて実施しました。同会場では、本庶佑高等研究院副院長・特別教授のノーベル賞受賞を記念した「研究紹介パネル展示」も行ない、多数の参加者で賑わいました。
次回のホームカミングデイは、2019年11月2日(土)に開催します。

養老先生の講演会

音楽祭での大合唱

新たに入会された同窓会

「福井県京都大学同窓会」
「和歌山県京都大学同窓会」

2018年11月に福井県京都大学同窓会が、2019年2月に和歌山県京都大学同窓会が、京都大学同窓会に加入しました。これで、京都大学同窓会に加入している団体数は117となりました。

和歌山県京都大学同窓会

福井県京都大学同窓会

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