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2016年春号

第29号編集後記

1回生むけの授業でプレゼンの仕方を指導しました。発表テーマにかかわらず、20分の報告で少なくとも2回は笑いをとってくださいと指示したところ、みんな積極的に挑戦していました。発表者の意図どおり教室が笑いにつつまれるときもありましたし、思いっきり空振りすることもありました。まあ、結果は気にする必要はありません。だいじなのは、冗談を言えるくらい楽しみながら発表し、聞き手とリラックスして対話することだと思います。

本号の特集「『WINDOW構想』ってなんですか」のなかでも、山極総長が対話(ダイアローグ)の重要性を指摘されていますが、より活発な対話をうながすのは学問を楽しむ雰囲気ではないでしょうか。京大には茶目っ気ある学生と変わりものの教員がたくさんいます。なので、WINDOW構想にぜひFunny and FoolishのFを加えるべきだと提言したいのですが、うまく英単語にならないのであきらめます。

広報委員会『紅萠』編集専門部会

編集後記

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