森・川・湖の生き物から学ぶ「つなぐ・つながる生物多様性」

開催日
2016年08月07日 日曜日
2016年10月01日 土曜日
時間
第2回 10時30分~16時00分第3回 10時00分~16時00分
開催地
ターゲット
要申し込み
要申し込み
公開日
 第2回「琵琶湖の生きものをささえる小さないのち」では、琵琶湖のプランクトンを最先端の顕微鏡で観察します。

 第3回「葉潜り虫の描く「絵」を読み解く」では、森の中で葉に残された虫たちの暗号文をさがし、そこからどんなことがわかるのかさぐってみます。

 大学の研究者といっしょに生きものの世界をのぞいてみませんか。昆虫好き、生きもの大好き、好奇心たっぷりの中学生の参加をお待ちしています。

基本情報

開催地
  • その他の地域
第2回 龍谷大学瀬田キャンパス7号館 学生実験室
第3回 大津市田上山(京都大学生態学研究センター集合)
対象
  • 一般・地域の方
中学生
定員
各回とも30人
参加費
無料

イベント内容

第2回 琵琶湖の生きものをささえる小さないのち

広くて深い琵琶湖の水中には、いったいどのくらいの種類の生きものが生息しているのでしょうか。肉眼ではとらえられない小さな小さなプランクトンたちの視点で、琵琶湖の生態系について考えてみませんか。
この実習では、琵琶湖生態系でもっとも基礎となる植物プランクトンだけでなく、私たち研究者ですらなかなか見ることのない琵琶湖の細菌たちのようすを特殊な顕微鏡をつかってのぞいてみます。 琵琶湖の生きものたちが、いかに多様なのかを実感できるでしょう。

講師

中野伸一 、程木義邦( 京都大学生態学研究センター)、近藤竜二( 福井県立大学海洋生物資源学部)ほか

第3回 葉潜り虫の描く「絵」を読み解く

植物の葉の表面に描かれた暗号文。じつはこれ、「葉潜り虫」とよばれる小さな虫のしわざです。葉潜り虫はその名のとおり、葉の内部組織に潜って生活するハエやガの幼虫の総称です。
葉潜り虫が葉の内部を食べ進んだ跡は、抽象画のような「絵」となって葉の表面に残ります。その絵柄は千差万別。一見すると、かって気ままに動きまわってい るかのようですが、じつはこの絵には、生態系の秘密が潜んでいるのです。たくさんの葉を見くらべながら、その謎をいっしょに解き明かしましょう。

講師

川北篤(京都大学生態学研究センター)

申し込み

申し込み方法
それぞれの回について申し込みが必要です。
以下のWebサイトよりお申し込みください。
http://goo.gl/forms/UM1H2giWFO
申し込み締切日
申し込み受け付け期間
第2回: 7月4日~7月15日
第3回: 8月29日~9月9日
お問い合わせ
生態学研究センター 事務室
Tel: 077-549-8200
Fax: 077-549-8201
E-Mail: shomu*ecology.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)