平成30年度京都大学霊長類研究所犬山公開講座「サルに学ぶ」

開催日
2018年07月28日 土曜日〜07月29日 日曜日
時間
10時00分~15時20分
開催地
ターゲット
要申し込み
要申し込み
公開日
会場が台風進路にあたっていますので、大変残念ですが今回は7月28日(土曜日)、29日(日曜日)の両日とも中止とさせていただきます。
受講料の取り扱いについては後日ご連絡を差し上げます。(2018年7月27日)

 霊長類研究所では、犬山公開講座「サルに学ぶ」 を開催します。

 本公開講座には、霊長類のこころ・からだ・くらし・ゲノムについて理解を深めていただくための4つの講義と5つの実習があります。

 皆さまの参加をお待ちしています。

基本情報

開催地
  • その他の地域
京都大学霊長類研究所(愛知県犬山市)
対象
  • 一般・地域の方
中学生以上の方
定員
60名
参加費
6,200円

イベント内容

講義

  • 古賀章彦「夜行性になった猿:夜ふかしばかりしているとキミも夜行性になるかも」
  • 鈴木樹理「動物の福祉を考えてみよう」
  • 江木直子「初期霊長類がいた世界を哺乳類化石からさぐる」
  • 服部裕子「チンパンジーのリズム感から音楽の起源をさぐる」

実習

  • 形態学「骨のかたちの意味を考える」 (濱田穣)
    サルの骨を観察したり、スケッチしたりします。ヒトの骨格模型と比べながら、どこがどう違っているのかを見つけます。その違いが何を意味するのかを一緒に考えてみたいと思います。
  • 心理学「チンパンジー観察」 (友永雅己、足立幾磨、林美里)
    霊長類研究所に暮らすチンパンジーたちの様子を見学していただきます。また、彼らが日々おこなっているコンピュータ実験(数字系列の記憶課題など)を実際に見学していただきます。
  • 生態学「日本モンキーセンターでサルから学ぼう」 (マイケル・ハフマン)
    霊長類研究所の隣にある日本モンキーセンターへ散策しながら世界各地の霊長類や展示館を見ながらサルの生活史について学ぼう。モンキーセンターのスタッフからもミニレクチャーを頂く予定です。
  • 遺伝学「SNP解析による遺伝子診断 ~アルデヒド脱水素酵素(ALDH)遺伝子の1塩基多型~」(岡本宗裕)
    遺伝子DNAに起きたたった一つの塩基置換が、ヒトの体質に影響することがあります。お酒に強い・弱いをコントロールしているALDH遺伝子の1塩基置換を調べて、ご自身のアルコール体質を確認しましょう。
  • 脳科学「ヒトにとっての音楽」 (脇田真清)
    音楽を聴くと、ことばの理解に関わる脳領域もはたらきます。この領域は、人の動作を見ているときにもはたらくことがわかっています。公開講座では、ヒトのこうした脳の仕組みが何を意味するのかを考えてみましょう。

Webサイト

申し込み

申し込み方法

以下の項目を明記の上、メールにてお申し込みください。

  • 住所
  • 氏名(ふりがな)
  • 電話番号
  • 年齢
  • 性別
  • 職業(学校名)
  • 実習科目(形態学、心理学、生態学、遺伝学、脳科学)のうちから希望する実習2つ

申し込み先

京都大学霊長類研究所「公開講座」係
E-mail: inuyama2018*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
※ 個人情報を当公開講座以外の目的に使用することはありません。

申し込み締切日
2018年6月10日(日曜日)
※ 申し込み多数の場合は抽選となります。
お問い合わせ
霊長類研究所総務掛
E-mail: inuyama2018*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)