本プログラムで教鞭をとっている3名の教員が、農業者や農業法人、農業関連企業の方向けに、プログラムの一部エッセンスを抽出し双方向型の講義を行います。
ゲノム編集による作物の改良技術や、施設園芸の先端技術、スマート農業の実践など、次世代農業マイスターに向けた一歩を踏み出すための講座です。なお、各教員による個別相談会も実施します。
基本情報
- その他の地域
- 企業・研究者の方
各講座ごとの申し込み: 3,000円(税込)
イベント内容
タイムテーブル
13時00分~14時30分 | 【第1講義】 「新しい作物改良技術の急速な進展 ~ゲノム編集とは~」 私たちの食の基盤である「作物」は、人類が農耕をはじめたことによって生じ、社会の変遷とともに進化してきました。近年、その進化を加速させる技術の革新が急速に進展しています。この進化を加速化する技術について概説し、「遺伝子改変」や「遺伝子型改良」についての理解を深めていただけるようお話しようと思います。併せて、3年半前に新築・移転した京都大学農学研究科附属農場を紹介します。 |
14時40分~16時00分 | 【第2講義】 生産性の向上の視点から農業におけるエネルギー投入の問題を論じます。その上で施設園芸を農業技術のイノベー ションと捉え、その位置づけを解説します。また、施設園芸における最新の環境制御技術や、省エネ、創エネ技術を紹介するとともに、植物工場への展開の是非をみなさんと考えたいと思います。 |
16時10分~17時30分 | 【第3講義】 近年、「スマート農業」が頻繁に話題になっています。スマート農業とは、どのようなものなのか? そしてそれを実現するためのロボット農機とは? 「スマート農業とロボット農機」について最新の農業技術を例示しながら紹介したいと思います。 |
17時30~17時40分 | 次世代農業マイスター育成プログラムの紹介 白岩立彦 農学研究科教授 |
17時40分~18時20分 | 4名の教授による個別相談会(事前申し込み制/1名10分まで ※ ) |
事前申し込み者を優先させていただきます。ただし、事前申し込み多数の際は先着順の対応となり、場合によってはお断りさせていただくこともあります。
次世代農業マイスター育成プログラムとは
学校教育法第105条に基づくプログラムで、農業と農学に関する基礎的知識と最新情報を学ぶとともに作物の生産に関わる基礎的な技術取得を目的としています。講義と実習から構成され、京都大学農学研究科教員が分担して担当します。
申し込み
https://www.kyodai-original.co.jp/?p=5712
備考
E-mail: kensyu*kyodai-original.co.jp (*を@に変えてください)