京大テックフォーラム「環境および生体との調和を産出する次世代フロンティア～エネルギー・ナノ材料・医療～」

13時50分～

薮塚 武史 （京都大学エネルギー科学研究科助教）
「生体の無機組織形成に立脚した機能性バイオ材料の開発」
超高齢社会を迎えた今日、新規機能性医療材料の需要がますます高まっています。
生体内で早期に骨と結合する骨修復材料や、骨の主成分・アパタイトを用いた薬物キャリアの開発例について紹介します。

南 英治（京都大学エネルギー科学研究科助教）
「酢酸発酵法による新規高効率バイオエタノール生産」
木質バイオマスからバイオエタノールを生産する場合、酵母によるアルコール発酵法では収率に限界がありました。
従来の概念とは全く異なる酢酸発酵法による高効率バイオエタノール生産技術を紹介します。

袴田 昌高 （京都大学エネルギー科学研究科准教授）
「ナノポーラス金属の創出と機能性開拓」
nmオーダの超微細孔のスポンジ様構造をもつ「ナノポーラス金属」は、大きな比表面積と金属特有の導電性等を兼ね備えています。
その創製方法と、応用を見据えた特性研究（化学・物理・電気的…）の現況を紹介します。