学術情報メディアセンターセミナー 「対話システムの新展開」

開催日
2017年03月21日 火曜日
時間
16時30分~18時00分
ターゲット
要申し込み
不要
公開日
 学術情報メディアセンターでは月に一度、各分野でご活躍の講師を招いて、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。

 今回の学術情報メディアセンターセミナーでは、吉野幸一郎 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科助教と、船越孝太郎 ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン シニア・リサーチャに講演いただきます。学内外を問わず多数の方の参加をお待ちしています。

基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
学術情報メディアセンター北館 4階 大会議室
本部・西部構内マップ[42]
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/
対象
  • 一般・地域の方
教職員、学生、一般の方

イベント内容

プログラム

16時30分~17時15分

講演者

吉野幸一郎(奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科助教)

講演題目

音声対話システムにおける深層学習の活用

講演概要

パーソナルアシスタントやチャットボットなど、対話を用いたアプリケーションが注目されており、その中でも特に深層学習の活用に対して期待が高まっています。本講演では、音声対話システムの基本的枠組み、問題定義、サブタスクについて述べたあと、近年どのように深層学習の活用が試みられているかについて概観すると共に、実世界で対話システムが利用されるにあたっての課題と展望について議論します。

17時15分~18時00分

講演者

船越孝太郎(ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン シニア・リサーチャ)

講演題目

マルチモーダルインタラクションと知識獲得

講演概要

対話システム研究は多様な領域にわたる学際的な研究分野ですが、対話システムがより多くの場面・用途で実用化されるために今後特に重要性が高くなると考えられる二大技術領域として、マルチモーダルインタラクションと知識獲得を挙げることができます。本講演では、我々がこれまで行ってきた研究を中心に、ロボット対話を含むマルチモーダルインタラクションおよび対話システムにおける知識獲得技術について紹介し、課題と展望を述べます。

お問い合わせ
学術情報メディアセンター 森信介
Tel: 075-753-7486
E-mail: forest*media.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)