日本デジタル・ヒューマニティーズ学会JADH2015を開催しました。(2015年9月1日~3日)

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人文科学研究所において日本デジタル・ヒューマニティーズ学会 (Japanese Association for Digital Humanities, JADH) の国際学会JADH2015を開催しました。

「Encoding Cultural Resources(文化資源をエンコードする)」をテーマに、11カ国65名の研究者が英語によるポスター発表や口頭発表を行いました。

初日にはPip Willcox オックスフォード大学ボドリアン図書館キュレーターによる一般公開講演「デジタルアーカイブと図書館-シェイクスピア資料のデジタル化を通じて」を行い、70名以上が参加しました。

デジタル・ヒューマニティーズは、デジタル技術を基盤として文献や地図などの文化資源のアーカイブ構築や分析の手法を研究し、人文学の新たな展開を目指す学際的な研究領域です。今回の学会では、言語学や文学研究だけでなく、音楽分析、ネットワーク分析、ソフトウェア開発、マテリアル・カルチャー、美術史、コミュニケーションなどさまざまな分野を横断する発表がなされ、デジタル・ヒューマニティーズのさらなる可能性が示されました。

挨拶するChristian Wittern 人文科学研究所教授

基調講演を行うWillcoxキュレーター

ポスター・スラムの様子

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