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「アフリカ学際研究拠点推進ユニット キックオフ・シンポジウム」を開催しました。(2017年3月11日)


2017年04月07日

  • ニュース 学部・大学院から


     京都大学アフリカ学際研究拠点推進ユニットは、稲盛財団記念館でキックオフ・シンポジウムを開催しました。

     本学ではこれまで、数多くの研究者が文系理系を問わず、幅広い分野の研究をアフリカで続けています。アフリカ学際研究拠点推進ユニットは、アフリカ各地で培われた各部局の研究・教育・国際貢献活動を横断的に繋ぐ学際的ユニットとして2016年7月に設立されました。現在、10部局で構成されるユニット・メンバーが、全学的海外拠点を将来アフリカに設置することを目的として、アフリカに関する学内の情報を積極的に集約・発信しています。

     シンポジウムには学内外の研究者や学生だけでなく、アフリカの連携機関や国内の資金配分機関の代表者も含む約100名が参加しました。

     冒頭で稲葉カヨ 理事・副学長が、本学を代表して開会の挨拶を行いました。稲葉理事・副学長は、2015年に国際連合で採択された持続可能な開発目標、すなわちSDGs(Sustainable Development Goals)にふれ、貧困の根絶や生態系の保全等、本学のアフリカ研究者が長年問い続けてきた課題をSDGsの達成に向けてさらに推進していくと述べました。来賓の挨拶では、伊藤宗太郎 科学技術振興機構副理事が、代表機関として本学が東南アジアで実施している「日ASEAN科学技術イノベーション共同研究拠点-持続可能開発研究の推進」(JASTIP)を例に挙げ、アフリカでも日本の科学技術協力を担う中心的存在として本学が活躍するよう期待を表明しました。

     続いて、市川光雄 アフリカ地域研究資料センター名誉教授が、「History and Prospects of African Studies at Kyoto University」と題した基調講演を行いました。ユニット長である重田眞義 理事補・アフリカ地域研究資料センター長は、日本初のアフリカ調査から現在までの60年の歴史をたどる動画「京都大学とアフリカ」を上映し、人類進化の謎に迫る研究や、アフリカの潜在力を活かした社会貢献活動など、幅広く奥深いアフリカ研究の数々を紹介しました。

     後半では、本学と学術交流を深めてきたアフリカの各研究機関の代表者が発表を行いました。「京都大学アフリカ同窓会」の代表を務めるダニエル・バヘタ ユニセフ・ケニア教育部門長は、「今後、京都大学がアフリカで展開していく際には、私たち同窓生を積極的に活用して欲しい。また、アフリカにいる同窓生と密接に連携していくためにも、ぜひアフリカ本土に京都大学の拠点を設置してほしい」と述べました。最後には、韓国外国語大学アフリカ研究所と本学のアフリカ地域研究資料センターが部局間学術交流協定を締結するため、調印式が行われました。

     終了後には懇親会も開催され、多種多様なアフリカ関係者が一堂に集い、親睦を深める非常に有意義な機会となりました。

    左から、稲葉理事・副学長、市川名誉教授、伊藤副理事、バヘタ部門長

    集合写真

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