エネルギー科学教育プログラムを開催しました。(2020年1月14日~1月24日)

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エネルギー科学研究科は、 ASEAN大学連合と共催でウィンターセミナー「人間の安全保障開発とエネルギー科学」を開催し、ASEAN大学連合参加大学から学部学生25名が参加しました。このプログラムはワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業「エネルギー科学教育プログラム」の一環として実施されました。

参加学生は、エネルギー科学研究科・エネルギー理工学研究所の教員による「バイオエネルギー」、「世界のエネルギー状況」、「エネルギー効率」、「エネルギー貯蔵」、「太陽エネルギー」、「風力エネルギー」、「エネルギーグリッド」、「バイオマスエネルギー」、「水素エネルギー」、「光エネルギー変換技術」、の10の講義と「エネルギーと持続可能性」についてのワークショップを受講しました。

また、フィールドトリップとして 株式会社クリーンエナジー奈良 の吉野発電所(木質バイオマス発電所)と奈良県水道局 小水力発電システム(御所浄水場) を訪問し、日本の再生可能エネルギー発電および環境問題への取り組み状況について学びました。研修期間を通して、学生は5つのグループに分かれてディベートやディスカッションを行い、最終日には課題「架空の国における2030年のエネルギー需要の推定と供給システムの開発」についてグループ発表を行いました。また、セミナー期間中に京都市内および宇治市内にて日本文化を体験しました。

この研修は、国籍や分野を超えて「人間の安全保障」や「エネルギーと環境」について多様な視点から議論する機会となり、受講生にとって貴重な体験となりました。

講義の様子

エネルギーと持続可能性ワークショップ

フィールドトリップ(木質バイオマス発電所)

フィールドトリップ(御所浄水場)

日本文化体験

グループ発表の様子

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