人間の安全保障開発連携教育ユニットはサマースクール「2014年京都研修プログラム」を実施しました。(2014年5月12日~5月24日)

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大学の世界展開力強化事業「「人間の安全保障」開発を目指した日アセアン双方向人材育成プログラムの構築」によるサマースクール「2014年京都研修プログラム」を実施し、タイのバンコクにあるカセサート大学の学部学生15名と教員3名を受け入れました。本プログラムは、国際交流推進機構との連携により農学部が実施している国際交流科目「変容する東南アジア-環境・生業・社会」(2014年9月1日~9月13日)に係る受入プログラムです。

研修は、5月12日から5月24日までの13日間、実施しました。参加学生は、秋津元輝 農学研究科准教授による講義「Agri-food World in Japan: Present and future」を聴講し、縄田栄治 同教授、神崎護 同教授、白岩立彦 同教授、大原有理 北部構内教務・図書課特定職員、瀬戸美穂 北部構内教務・図書課職員、飛奈裕美 人間の安全保障開発連携教育ユニット特定講師の引率により、農学研究科実験圃場、同附属高槻農場、藤田林業、京都北山丸太生産協同組合、かやぶきの里、滋賀県大津・南部農業農村振興事務所、栗東市棚田稲作農家、京都府生物資源研究センター、京都府茶業研究所、サントリー京都ビール工場を訪問して、日本の農林業と環境について学び、琵琶湖博物館では、琵琶湖と周辺地域の生態系および自然保護活動について学びました。

さらに、参加学生は、湯川志貴子 国際交流センター准教授による講義「京都の文化」を聴講し、友禅染体験、着物着付け体験、金閣寺、清水寺、錦市場を訪問して、日本文化を体験しました。

学生は5つのグループに分かれてディスカッションを行い、最終日の発表会で、研修を通して学んだことを発表しました。

この研修には、分野を問わず、過去にカセサート大学を訪問した、あるいは、9月の研修(派遣)に参加予定の本学学部学生も多く参加し、タイの学生と交流を深めました。


農学研究科実験圃場見学

滋賀県栗東市にて棚田を見学

清水寺を訪問

琵琶湖博物館での講義風景

グループ発表

送別会での集合写真