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新型コロナウイルス感染症に関する本庶佑 高等研究院副院長・特別教授の声明文


2020年04月28日

  • トピックス 大学の動き


     本庶佑 高等研究院副院長・特別教授の見解と称する最近の一部の海外報道が誤解を招くため、本学は本庶副院長・特別教授による声明文を下記のとおり掲載します。
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    新型コロナウイルス感染症の世界的流行によって、苦痛と経済的損失を受け、前例がないほど世界中が苦しんでいるさなかに、私と京都大学の名前が、偽の告発と誤った情報を拡散するために使用されていることに、私は非常に驚いています。

    現在は、私たち全員が、とりわけ科学研究の最前線で全力を尽くしている人々が、この共通の敵と戦うために協力すべき時です。私たちは、友愛なる人々の生命を守るために努力し、一瞬たりとも遅れを取ることは許されません。私たちのあらゆる努力を、病気を治療し、悲しみが今以上に広がることを防ぎ、新たなる時代への計画を立案することに傾注しなくてはならないのです。そうした時であるにもかかわらず、このように当該疾患の起源に関して根も葉もない主張がまかり通ることは、極めて危険で破滅的なことです。

    人類の幸福は、自然環境と調和して共生するという原理の上に立っています。本学は、このような人類全体の福祉のために力を尽くしています。私は、全身全霊をかけて本学の取り組みを支えることに、限りない喜びと誇りを感じています。私たち人類が達成しうる最高の目標に、目を向け続けていこうではありませんか。

    2020年4月28日
    本庶佑
    京都大学高等研究院
    副院長・特別教授



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