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2006年8月8日

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事務職員向け連続講義
「京都大学の源流を辿る」―いまを考える手掛かりとして―(概要報告)

於:京都大学楽友会館2階 大会議室
主催:総務部総務課法規企画グループ


 第1回 7月19日(水曜日) 18時〜19時30分
 
講師 西山 伸 助教授(大学文書館)
  テーマ 「『帝国大学』としての確立」―創立から最初の制度改革まで―
  参加者 約70名
  内容:

  「自由」という言葉をキーワードに、現在に引き継がれる校風、気質がどのように形成されていったのかを、当時の社会情勢や京都の状況などとの関わりを交えながら講演された。

第2回 7月26日(水曜日) 18時〜19時30分
  講師 西山 伸 助教授(大学文書館)
  テーマ 「滝川事件のうらおもて」―何を守ろうとしたのか―
  参加者 約80名
  内容:

  滝川教授の思想が一般社会に悪影響を及ぼすとされ、文部省に受け入れられなかった背景や、法学部教授陣総辞職の発端とその後の大学への影響などを、当時の写真や新聞、学生の日記などを用いながら講演された。


第3回 8月2日(水曜日) 18時〜19時30分
   講師 西山 伸 助教授(大学文書館)
  テーマ 「戦後の激動」―戦後改革と大学紛争―
  参加者 約80名
  内容:

 戦後の教育制度の改革の概要と、高度経済成長等に伴う学生数増加の一方、学生の大学への期待と失望感等に起因して全国的に波及していったな学生紛争の様子、京都大学の学生紛争の様子を詳しく講演された。

       

第4回 8月4日(金曜日) 18時〜19時30分
   講師 尾池 和夫 総長
  テーマ これからの事務職員に求めるもの
  参加者 約70名
  内容:

  京都大学の歴史、現在の状況を概観しながら、さまざまな視点からみる京都大学と、総長が考えるこれからの計画や展望(例:芸術分野での単位授与)について講演されるとともに、それを担うべき職員に対して求める仕事への姿勢などについても講演された。