稲盛和夫 京セラ名誉会長・稲盛財団理事長、山内溥 任天堂相談役への名誉フェロー称号授与式を行いました。(2013年8月28日)

稲盛和夫 京セラ名誉会長・稲盛財団理事長、山内溥 任天堂相談役への名誉フェロー称号授与式を行いました。(2013年8月28日)

 このたび、稲盛和夫 京セラ名誉会長・稲盛財団理事長および山内溥(ひろし) 任天堂相談役に、京都大学名誉フェローの称号を授与することを2013年7月23日に決定し、同年8月28日に授与式を行いました。

 本学では(1)本学の国際交流に寄与した功績が特に顕著である者、(2)本学に教職員、学生等で所属または在学した者であって、特に優れた業績により国内外で高い評価を受けた者、(3)本学の運営および経営に特に顕著な貢献があった者等で、本学において顕彰することが適当と認められる者には、名誉フェローの称号を授与することができるとしています。

 2013年4月15日には、アウン・サン・スー・チー ミャンマー国民民主連盟議長に本学第1号となる名誉フェローを授与したところです。

 稲盛名誉会長および山内相談役については、本学の運営および経営に特に顕著な貢献があったと認め、名誉フェローの称号を授与しました。

 授与式では、表彰状と楯の贈呈が行われた後、松本紘 総長が「京都大学が学問の府として発展するために非常に大きなご支援をいただいた。」と両氏に感謝の言葉を述べました。引き続き、稲盛名誉会長が「稲盛財団が主催する京都賞が世界に認めていただくこととなったのは京都大学の先生方のおかげである。何らかの形で京都大学にご恩返ししたいという思いで協力させていただいたにも関わらず、今回このような称号を頂戴し恐縮である。この称号に恥じぬよう精進したい。」と述べ、また、欠席された山内相談役の代理として出席した岩田聡 任天堂代表取締役社長が「我が国を代表する大学の名誉フェローの称号を授与いただき光栄である。京都大学には今後も世界で活躍する多くの人材を輩出して欲しい。」と山内相談役のメッセージを読み上げました。

 その後、松本総長、稲盛名誉会長、岩田社長のほか理事・副学長等一同による記念写真の撮影を行い、名誉フェロー称号授与式は終了しました。

 


山内相談役

稲盛名誉会長

山内相談役の代理の岩田社長(右)に名誉フェローを授与する松本総長(左)

稲盛名誉会長(右)に名誉フェローを授与する松本総長(左)

記念撮影の様子
授与された楯