京都大学地域講演会(鹿児島講演会)および鹿児島東山会懇親会を開催しました。(2019年3月2日)

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本学は、これまで蓄積してきた知的財産や現在進行中の教育研究活動の成果等を全国に紹介し、広く社会に還元することを目的として、地域講演会を1997年から開催しています。

このたび、鹿児島市のTKPガーデンシティ鹿児島中央において、京都大学鹿児島講演会「桜島から知る火山の科学」を開催しました。

講演会では、まず、稲葉カヨ 理事・副学長が本学を代表して開会の挨拶を行い、鹿児島で開催する運びとなったことに謝意を述べました。その後の講演では、井口正人 防災研究所教授が、桜島の噴火活動は「おとなしくないが、極めて教科書的」とし、桜島の噴火活動を例に火山に関する基礎について解説をしました。講演会には249名の参加があり、鹿児島在住者の目線での井口教授の講演に、参加者からは多くの質問が寄せられ、本学の研究活動の一端に触れる機会となりました。

参加者からは、「火山噴火のシステムがとてもよく理解できました」「桜島が成長している姿に自然の力を感じました」、「桜島は市民になじみの深い火山だがマグマの動きが常にあるという現実を知ることができました」などの感想が寄せられました。

また、講演会終了後、鹿児島の同窓会組織である鹿児島東山会との懇親会を開催しました。本学からは稲葉理事・副学長、井口教授および大学関係者が出席しました。最初に稲葉理事の挨拶があり、続いて、丸元貞夫 鹿児島東山会会長(経済学部・1963年卒)による乾杯の発声ののち開宴となりました。和やかな交流が進み、海江田順三郎 鹿児島東山会顧問(経済学部・1953年卒)の結びの挨拶により、盛会のうちに閉会となりました。

挨拶する稲葉理事・副学長

講演する井口教授

会場の様子

懇親会の様子