京大テックフォーラム「環境負荷の低減を目指す二次電池の最前線 -リチウムイオン電池・ナトリウムイオン電池・亜鉛空気電池-」

開催日
2020年01月15日 水曜日
時間
13時00分~17時00分
ターゲット
要申し込み
要申し込み
公開日
 本学と京大オリジナル株式会社では、ライセンスや共同研究などを通じて研究成果を社会に還元することを目的に、京大テックフォーラムを開催しています。

 今回は、革新型蓄電池に関わる研究者による「EV用リチウムイオン電池の現状と展望」、「イオン液体を電解質に用いたナトリウム二次電池」、「亜鉛空気電池の開発進捗と技術課題」の3つの講演を行います。エネルギー密度や耐久性、安全性の両立を実用化レベルで達成することを目指す各種電池研究の進捗や、残る課題についての発表となります。ご期待ください。

基本情報

開催地
  • 東京オフィス・京都アカデミアフォーラム
京都アカデミアフォーラムin丸の内(新丸の内ビルディング10階)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/kaf/about/access.html
対象
  • 企業・研究者の方
企業の方、金融機関の方
定員
100名
参加費
セミナー聴講: 3,000円(税込)
情報交換会: 3,000円(税込)
※ 参加登録後、メールにて振込先をご案内します。

イベント内容

プログラム

12時30分~ 受付開始
12時55分~13時00分 開会挨拶
13時00分~14時00分

講演1 安部 武志(地球環境学堂教授)
「EV用リチウムイオン電池の現状と展望」

リチウムイオン電池(LIB)のエネルギー密度は市販されて以来、年々増加し、現在では250 Wh/kgを超えるまでになっています。LIBの応用分野は多様ですが、本講演ではEV用リチウムイオン電池に焦点を絞り、その現状と展望について紹介します。

14時00分~15時00分

講演2 萩原 理加 (エネルギー科学研究科教授)
「イオン液体を電解質に用いたナトリウム二次電池」

枯渇性のないナトリウムを電解質、電極材料に用いた二次電池は、将来リチウム二次電池を補完する電源の候補のひとつです。運転温度範囲が広く安全性の高い、イオン液体を電解質に用いたナトリウム二次電池を紹介します。

15時00分~16時00分

講演3 森田 昌行(産官学連携本部特任教授)
「亜鉛空気電池の開発進捗と技術課題」

亜鉛空気電池は、高エネルギー密度蓄電池の候補として古くから研究されてきたものの、未だ実用化には至っていません。本講演では、電池開発にかかる技術の進捗と課題について、国家プロジェクトでの実績を例示しながら解説します。

16時00分~17時00分 情報交換会
17時00分 閉会挨拶

申し込み

申し込み方法
以下のWebサイトよりお申し込みください。
https://business.form-mailer.jp/fms/5d8cf460114298
申し込み締切日

備考

主催: 京都大学、京大オリジナル株式会社
後援: 株式会社TLO京都
お問い合わせ
京大オリジナル株式会社
担当: 神谷、植田
Tel: 075-753-7765
E-mail: event*kyodai-original.co.jp (*を@に変えてください)